ゆっくりと、胎を擦る。 純の額から汗がぽろぽろと零れ落ちるが、それでも純は自制しながら雪人の中を動く。 浅い所をしつこく繰り返して擦り、雪人を焦らす。 …激しく突き上げたい… だが、獣のような形で交じりあっていても純はただ甘く雪人を焦らした。 「ぁ…あ…ぁン…もっと…純…」 純の片手が雪人の胸をまさぐり、先端を摘む。 「ひぁ…」 雪人の身体が痛み伴う刺激で跳ねた。 だがその痛みは涙が零れるほど気持ち良かった。 雪人の腕が宙を掴み純を探す。 純はその手を自分の頬に当てた後、雪人の親指を噛んだ。 「ンッ…」 雪人の声のトーンが上がり短く喘いだ後、体が小さく震えた。 「…！」 胎が収縮し、純もつられてイッてしまった。 「ぁ…なか…ドクドクして…あったかい…」 快感を引きずっているのか、雪人の身体は弓なりに反ったまま細かく震えていた。 背中にキスを落としながら、純は雪人を抱きしめ直す。 「ゴメン…なかに…」 …出すつもりは無かったのに、セーブ出来なかった。 引き抜こうと身体を離す。 「ゃ…あ…」 まだ大きさも硬さも保っていたせいで雪人が反応してしまった。 「おわ…り？」 少し恨めしそうに純を見る雪人の瞳に純は再び欲情の炎が灯った。 「まさか…！」 雪人の腰を掴み、先程とは違って思い切り腰を打ち付ける。 「ひぁ…あン…あぁ…」 悲鳴のような雪人の声が夜の室内に響いた。