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第105話【R18】

「あッ…ン…」 猫をじゃらすように大木は雪人の身体を羽根でなぞった。 普段ならそんな僅かな刺激に反応しないだろうが胸に付けられた金属の飾りが乳首にじわりとくい込んで妙な快感を呼んでいる。 明確に性感を誘うような代物には見えないのだが雪人の皮膚に僅かながらくい込み始めて足先に力が入る。 「何だか…へん…ぁンン…!」 身体の表面が敏感になって産毛が逆立つ。 「もう触って欲しくなりました?」 「違っ…あぁン…」 羽根は上半身から下半身に降りてきて腰骨をなぞった。 「ふっ…ン!」 思わず仰け反る。 雪人の昂りはもう充分硬く張り詰めている。 それに気づいて雪人は横を向いた。 恥ずかしくなったのだ。 自分だけ大木に弄ばれ、辱めを受けている。 そしてそれに感じている自分がいる…。 「可愛いから素直にさせてあげますよ」 「ひゃっ!」 後孔に冷たい感触がすると皺を擽るように硬い何かが触れ、つぷつぷと侵入してきた。 「や…何?あッ…!」 一つではなく続けざまに胎に何かが入っていく感覚を雪人の身体は容易に受け入れている。 額がじわりと汗ばみ腹の奥からせり上がってくる快楽に雪人は思わず喉を鳴らした。

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