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第164話【R18】

「あーッ!」 勢いよく引きずり出される丸い玉。 ビクンビクンと身体が跳ね、食い縛る口元から銀糸が垂れた。 「ほら、こっちも」 ジュウ、と音を立てて胸を吸われた。 「ンン!あッ…あぁ…」 腰を取られている為に身体を自由に動かせない。 制限されるもどかしさすら快感に変換されていた。 「やぁ…ぁンン…」 「気持ちいいの?腰が揺れてる」 自覚の無いままゆらゆらと前後に揺れる白い身体。 「もう…欲しい…」 後ろを向き、流し目で誘う。 「雪人、腰を落としてごらん」 後ろから言われるまま脚に座るようにゆっくりと腰を落とし、パールの替りに昂る熱を胎にゆっくりと受け入れる。 「ぁ…あ…ふッン…」 「奥まで飲み込んだ?動いて」 腰を浮かせ、落とす。 徐々にスピードを上げて自分の気持ちのいいように動く。 「はぁン…ン…あぁ…」 「随分と気持ちよさげだね」 男の目の前でさっきまでしゃぶっていた濡れたピンク色の乳首が揺れていた。 だが視線はもっと下を見ている。 「代わりに…こっち」 そう言うと今度は透明な雫を撒き散らしながら踊るアレに手を添えた。 「あッ!…だ…ダメ…んぁ…!」 「僕は触ってるだけ。動いてるのは雪人」 冷たく言い放っているようでも嬉しそうだ。 「や…もぅ…い…イク…!」 …見て…純… 言葉通り、雪人は白く熱い欲望を宙に放った。

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