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第5話

「っはぁ、はぁ、は、」 「すごい出たね…気持ちよかった?」 「うっ...うっせえよ!」 我慢して出したからか、精液が胸の方まで飛んでしまっている。 羞恥心と脱力感でいっぱいいっぱいな俺に男は笑うと、 「まだまだここからだから、頑張ってね」 と言ってのけた。 「え、」 その意味が分かる前に、身体がまた反転する。 「え、な、なにっ」 四つん這いにさせられ、腰だけ持ち上げられる。 「なに、って、気持ちよくなるんだよ」 「え、ひっ」 ズ、と男の長い指が後孔に入ってきた。 「いっ、や、ああっ」 俺の出した精液のせいか、その指は抵抗感なく入っていく。 「あ、やだ、抜けよっ」 「力抜くの上手いねえ…器用なの?」 普段の使い方とは全く逆の行為に、ゾワゾワとした不快感が背中をかける。 「ううぅ、ぅあ!...っ急に抜くなぁっ」 突然埋まっていた指が抜け、排泄感に似たものに襲われる。 「注文が多いねえ、君は」 「ああぁっ!」 ぬ、と再び突き入れられ、背中を反らす。 「まだ指一本なんだけど。大丈夫かなあ?」 グリグリと壁を擦られ、震える。 「ん、っ、!?やあっ」 「お、ここかなあ」 男の気持ち悪い指が、腹の奥のムズムズしたところを刺激する。 「ひぅっ、やっ、あっ、なにっ、」 なにこれ!?なに、なに!? 「うんうん、気持ちいいねえ」 グリグリと遠慮なく気持ちいいところをついてくる指に、喘ぐことしかできない。 「あぅう、んっ、やめっ、ああっ」 本来排泄で使うところなのに、女みたいに蹂躙され、グチグチ音を立てるソコに、恥ずかしさで泣きそうになった。 「気持ちいいの好きなんだね…ほら、三本目入っちゃうよ?」 耳元で優しく囁く声に、 背中がゾクゾク震え、喉が上下した。 「っやめろよっ!てめっ」 何が入っちゃうよだ!離せよいい加減っ! 「ぅぅぁあっ」 ゆっくりと、でも確実に入っていく指。 「ビクビクってしてるね、ね、入っちゃったよ、ほら」 「っやああっ!ひろ、げんな!」 バラバラと別々に指が暴れ、濡れた音が部屋に響いた。 グチグチ、ぬぽぬぽと自分の尻から響く音は、とてもじゃないが聞いてられない。 「も、離せっ!」 後孔を弄り遊ぶ男を振り返って噛み付くように言うと、 「あ、そう?」 「あぁっ...」 呆気なく指は抜けていった。

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