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第2話

「おや 人が倒れてる ああ・・まだ少年・・長い黒髪だ」慌てて駆けよるリュース公 抱き起す 長い耳 黒の貴族だろうか・・ 「これは・・この服はまだ夏か春の服装・・黒の短いチュニック 胸元の襟と足の裾に金の刺繍 片方の肩に淡いクリーム色の短いトーガ・・全て赤い帯で締めて 裸足・・・こんなに冷たくなって・・生きてるが・・あ!!」 「あ・・長い黒髪ですが・顔がアーシュ様そっくり!! 片耳にピアスしてますワンワン!! え・・あ!!た、大変・・この黒い指の形をした物が1つ外れたら ないです指が!!!ワンワン!!・・三本・・右手の指がない!!」 「ああ、この足環ですが 外れかけて・・ 見たら 足に刺青が!!ワンワン!!」 「この刺青は呪いの掛かったものです  命と魔力を吸い取るもの 同じものを見た事があります これより大きい物でしたが 間違いなく敵の巨人族の王の手下の魔術師が彫ったものです」 「じゃあ!!指も・・わんわん!!」 「しかし・・おかしい・・黒の貴族なら再生能力があります ・・指が再生するはずです・・それに・・あ!ない 翼もない!!」 「ええ?・・あの翼って?わんわん!」 「黒の王族 貴族・・白の方もですが 皆 翼があるのですよ 黒は漆黒の翼・・白は純白の翼・・ほら」 リュース公が翼を出現させる 「・・き・・綺麗ですわんわん・・という事は アーシュさんやエイルさん達も わん?」 「そうですよ・・知らなかったですね アーシュ様には漆黒の翼・・エイル様とリアン様には純白の翼 アルにもありますよ」

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