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第3話
「お前の仕事は死人が出ないようにすることだよ」
つまり死ななきゃどんなプレイもOKってことか。
「えーっ俺やりたいっす!!」と日下部は駄々をこねたが「お前は取り立てサボりたいだけだろ」と一蹴され、すごすごと帰っていった。
この部屋には色々な趣向の客が集った。
少年達を侍らせて愛撫させることが好きなご婦人
自らロリータを纏い女装した少年達と百合プレイに興じる紳士
そして少年を加虐することに喜びを感じる人間も
はじめてあんたとちゃんと顔を合わせたのはこの時だったか?
ドカッ「いっ「誰が喋っていいって言った?え?」」と少年の腹を殴る。
少年の乳首には重りのついたピアスが差し込まれており少年の体が揺れるたび乳首が引っ張られる。
「あっいっちゃイキたいからはやくいれ(はやく終わらせたい)
「うっせぇなあ!!」
そう男の拳が顔に向かった時、少年はとっさに顔を手でガードした。
「今、お前俺に逆らったよな?「ちちがっ」そんなイケないお手手は要らねーなぁ??」
ボキ「っっあ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁああ゛あ!!!」
折られた指を胸に蹲る少年に馬乗りになり、
「お望み通りいれてやるよ」と
男は慣らしもせずに少年の後穴に肉棒をさしこもうとする。
「ちったぁ緩めろよ」と痛みに顔を歪める少年を蹴り飛ばしふと何かに気づいた様子でそうかと少年の首に手をかけ力を込める
ヤバイ...さすがにあれは死ぬぞ!!
「あんたやり過ぎだ!!」正気を失っている男をとっさに手に取った灰皿で気絶させ白目を向いている少年を抱きとめた。
あーあ大事な顧客潰しちゃったなーやら
商品死なせた落とし前どうしようなどとぼんやり思いながら暫くあんたの体が温かいことに僅かな安堵をおぼえていた。
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