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せ、せっくす…!!
伊藤龍星と?
え、
「男同士!!」
「できるだろ?」
「できんの!?」
知ってるけどさ!!
「何も知らないの?可愛いな。いいから、俺にゆだねろよ」
「い、いやだ…」
「怖くねぇって。優しくするから、ヤラせろよ。俺はもうその気になってんだよ。止められたら腹立つ」
「か、勝手だ…!もう、好きにしろよぉぉ、痛かったら殴るからな!!」
「威勢の良い奴は嫌いじゃねぇよ…ん、ほら、掴まれよ」
龍星に背中に手を回すようにされる。
この格好、本当にセックスするんだって思い知らされる。
いや、本当は嫌じゃなくて、嬉しいに決まってる。好きじゃなきゃこんなの殴ってる。
龍星の指の動きが再開する。
そんなところ、触られたことがないから違和感が凄かった。
「滑り悪いな…やっぱ唾液じゃ足りねぇよな」
ポケットを探り、小さい透明なボトルを取り出した。中身はドロッとした液体が入っているのが分かる。
「なに、それ」
「ローション。いつでも出来るように?携帯してんだよ」
け、穢れてる…。
何でこんなやつ好きになったんだぁぁぁ!
「って、んぁ!?」
「何考えてんのか分かるけど。集中しろって…ヤってる時に他のこと考えられるとムカつく」
な、なんて横暴な!!
でも…本当に、考えられなくなってきた。
違和感しか感じなかったのに、熱を持ち出してむしろ何か…いい?
「ん、はぁ…もぅ、いいだろ、早く」
「あ?早いって。ケツの穴切れるぞ。お前のが処女穴だって見りゃ分かる。素直にケツ差し出せ」
「ひぃっ!…んぁっ!?ま、って、そこヤダ」
「お、ここか?当たりだな」
そこを重点的に指を掻き回される。
気持ちよすぎて声が止まらないっ!
「あっ、ンン…やだっ、なんかっ、くるぅ!」
「出せよ」
「はっ、むりぃ…あっ、んん、でるうぅぅ…あぁあっ!……はぁ」
ピュクピュクと陰茎から白濁液が吐き出される。
うそ、俺…お尻だけで…イッちゃった?
初めてなのに…!?
「マジかよwwすげぇじゃん、才能あるんじゃね?」
「はぁ…そんな才能いらねぇ…終わった?」
「いや?」
「は?」
「これで終わりとかないだろ。男同士のセックスってナニをどこに入れると思う?」
龍星の指がいまだ、後ろでぐちゃぐちゃと卑猥な音を立てて動いている。
ま、まさか…!
話には聞いてたけど、本当にソコ!?
「い、いやだ!嫌だ!」
「おとなしくしろよ。抵抗されると酷くしたくなるだろ?優しくされたいなら抵抗すんな」
ンなん言ったって!!
初めてだって知ってるくせに!
初めてなら初めから挿入とか負担かもとか考えてくれてもいいだろ!?
「んぁ!?ちょ、いきなり!?あっ、いやっ」
「さっきから充分いじってやったろ。これ以上トロトロにしてどうすんだよ。俺に我慢しろって言ってんの?」
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