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「っ……うぅっ」  大きく首を横に振り、こんな行為には慣れていないと精一杯の主張をすると、頭を軽く撫でられたから叶多はビクリと固まった。 「まあ、どちらにせよ、これからセックスの後は必ずしてください。出された精液が腸内に残ると、身体を壊す原因になります。トイレに置いておきますから……分かりましたね」  淡々としていながらも……有無を言わせぬ射矢の言葉に、半ば茫然としながら叶多はゆっくりだけど頷いた。  そうしなければ話は終わらず、射矢はずっとここにいる。折角逃げ出すチャンスなのに、棒に振るのは避けたかった。 「今日は私がやりますから、ちょっと身体の力を抜いてて下さい」 「んっ、んんっ!」  それは嫌だと言いたくて、叶多は首を左右に振ったが、射矢はそれを完全に無視して腹の下へとクッションを入れる。 「会長の命令は絶対ですから」  あくまで須賀の命令だけを優先させると言い切った上で、叩かれ赤く腫れた臀部を割り開くように掴んで来た。 「んっ、んうぅっ!」  焼けつく痛みに叶多は喘ぐ。這いずって前に逃げようとするが、小柄に見えた射矢は意外にも力が強く、片手で叶多の腰を掴むと剥き出しになったアナルの中へとノズルをズプリと挿し込んできた。 「入れますよ」 「ふっ、うぅっ……」  途端、ジワリと腹が暖かくなり、えも言われぬ不快感に叶多は体を震わせる。同時に襲った排泄感に眉根を寄せて耐えながら、ゆっくり背後を振り返ると……唇に薄く笑みを浮かべた射矢と視線が絡み合った。

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