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 食べ終わると須賀は叶多に『勉強でもしてろ』と言い、自室に戻った叶多は日頃の遅れを早く取り戻そうと、なるべく余計な事は考えず教科書に意識を集中しようとしていたのだが……。 「早く」 「は、はい」  まだ一時間も経っていないのに、須賀から声をかけられてしまった。怒らせたりしないようにと急いで叶多が部屋を出ると、今度は風呂に入れと言われて戸惑いを隠し切れなくなる。 「ほら、行くぞ」 「あ、あの……僕はあとで……」  逆らうつもりは無かったが、須賀の言葉から一緒に入るつもりらしいと悟った叶多が思わずそう口にすると、 「何度言ったら分かるんだ」 と、鼻で笑われて背筋を冷たい物が走った。  最初に受けた風呂での仕打ちが頭の中を過ぎった叶多は、ガタガタ身体を震わせるけれど、そんな様子は意に介さずに須賀は半ば引き摺るようにバスルームへと叶多を運ぶ。 「お前も脱げ」  目の前で服を脱ぎ去りながらこちらに向かって告げてくるけれど、情けない事に理解出来ても身体が動いてくれなかった。 「ガタガタ震えてんじゃねーよ」 「っ!ご、ごめ……なさっ」  また酷い目に遭わされる……と、この二日間を思い起こした叶多は必死に謝罪する。  土曜日曜の休みの間、何度も後孔へ精を吐き出され、どんなに止めてと懇願しても一度も聞いては貰えなかった。  植え付けられた快楽に……溺れてしまった叶多のことを、『淫乱』と罵りながら犯し続けた目前の男が恐ろしくて仕方がない。 「仕方ないな」 「っ!」  舌打ちと、溜め息混じりの呟きの後、動けずにいる叶多の体から洋服が全て取り払われ……そのまま身体を抱き上げられて広い浴槽に連れ込まれた。

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