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「少し……だけですよ」
後悔するかもしれないとまで言われては、どんな話か気にもなるし、きっと瞬も同じだろうと分かるから……カメラ越しにそう返事をしてから圭吾は瞬と玄関に向かった。
***
「ぐぅっ……んふっ」
喉奥を突く須賀のペニスが質量を増して徐々に気道を圧迫する。
ソファーに座る彼の両脚の間に這いつくばる格好で、掴まれた頭を何度も前後に激しく揺さぶられ、苦しさと強い吐き気に襲われ、叶多は思わず彼の大腿に爪を立てて引っ掻いた。
「……ッ」
わざとやった訳ではないし、本人にその自覚は無いが、眉根を寄せた須賀は一旦ペニスを引き抜き、叶多の頬を軽く打つ。
「あうぅっ」
その衝撃で絨毯へと倒れてしまった叶多の上に、馬乗りになると須賀は再度、己のペニスを開口具へと突き挿した。
「んぐぅっ……んんぅ!」
細い手首を纏めて掴み、絨毯の上へ固定すると、更に大きく育ったペニスで叶多の喉を何度も穿つ。
「んんっ……ぐぅぅっ!」
「吐いたら、全部舐めさせるから」
聞こえてなどいないだろうが、そう言い放つと須賀は抜き差しを速くする。
ここまで自分の感情を抑えられない相手は初めてで、これだけの事をしているのにも関わらず、媚びも迎合もしない瞳にどうしようもなく苛立った。
「後ろの孔 、親父に使わせたんだろ?」
「ゔぅっ!! んっ」
そう罵声を浴びせ掛けると、返事など出来る訳も無いのに、苦しそうに悶えながらも小さく首を横に振る。
吐き出せない唾液とペニスで上手く息が出来ないのだろう。苦しげに喘ぐ叶多の顔は既に蒼白になっていた。
「全部飲めよ」
言いながら、ラストスパートとばかりに激しく抜き差しすると、奇妙に跳ねた叶多の身体が事切 れたように脱力し……虚ろに開いた瞳の縁から涙が一筋零れ落ちる。
「クッ」
「んぅっ……んぐぅっ!」
その表情に煽られた須賀は精を口内に吐き出すと、開口具からペニスを引き抜き叶多の顔を横に向かせた。
「んぅ……ゴホッ、ゴホッ……ぅッ」
途端、激しく咳込み始めた叶多の開口具から、白濁と唾液の混ざった液体が溢れ出す。
上向きのままで放置されたら、気道が塞がり鼻で呼吸をする事さえも困難になっていただろうが、今の叶多には気付けなかったし、考えるだけの余裕もなかった。
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