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 *** 「あっ……うぅっ…ん、やぁっ、やめっ…なんでぇ?」 「なんでって……叶多がエロい顔してるから」  頭も良く回らないし、身体に力が入らない。 いつのまにか服を脱がされ、ソファーに座った悠哉の膝へと、背中を彼に預けるような形で抱えられいた。 「そんなこと……ない、やめっ、恥ずかし…からぁ」  こんな声を出すつもりもないのに、どうしても語尾が甘えたように鼻の方へと抜けてしまう。 「でも、気持ちいいだろ?」 「ん……」  背後から……膝下を通った腕に阻止されて脚を閉じる事も出来ず、おまけに胸を両方の指で強弱をつけて揉まれれば、感じてしまった身体はもっとと強請るようにくねり始めた。 「腰、揺れてる。これじゃ仕置きにならないな」 「えっ、あ……いっ、いたいっ」  凝った乳首をくびりだすようにぎゅうっと根本を摘まれて……叶多が身体を捩って逃げると今度は身体が宙へと浮く。 「なっ、なに? ゆ…やくん、怒ってるの?」  エム字開脚のような体勢で持ち上げられてしまった叶多は、流石に抵抗しようとするが、元より力で適わない上にこうも酔いがまわっていては、もはや緩慢に腰を揺らしているようにしか見えなかった。 「怒ってる」 「ど…して、僕、悪いこと…してな……」 「一人じゃ帰ってこれないくらい酔ってんのに、飲んでないって嘘ついてるだろ?」 「だ、だって……ホントに……」 「反省の言葉以外は聞かない」  耳朶へと甘く歯を立てられ……言っている事と裏腹に、怒っている様子ではない声音に叶多は混乱するが、すぐに襲った強い刺激に思考はあえなく霧散する。 「あっ……やっ、むりっ、いたい!」 「大丈夫だろ。昨日も散々使ったし、さっきローション塗ったから」  そう言われればそんな気がした。  夢心地の中、アナルを指でかき回され、「もっと」と強請ったような気がする。 「でも、でも……あっ、やぁっ」  後孔に触れた昂りに、背筋が一気に総毛立った。 「ほら、動かない」 「いっ……あぁっ」  咎めるように囁く声。耳の中へと舌を差し込まれ、そこを巧みに舐め上げられれば、濡れた音が脳内に響き更に身体の熱が高まる。 「あ゛ぁっ……やぁっ、はいっちゃ……」  抱き上げる腕の力が弱まり、徐々にアナルを満たされていく感覚に……ゆるゆると首を振りはするけれど、身体の方は拒絶どころか貪欲にそれを呑み込んでいく。 「いっ、イく……イっちゃ……」 「……達けよ」 「やっ……ぁ、あぁっ!」  前立腺を掠めたところで、射精するような感覚がして、叶多は身体を震わせるけど、どういう訳か開放感はまるで襲ってこなかった。 「やぁ……ど…して」 「なんでだろうな」  舌で耳朶を弄びながら愉しそうに答える声に、首を後ろに捻って見遣るとすぐに唇を奪われた。 「ん……ふっ」  本人はまだ気付いていないが、酔っているせいで叶多のペニスはまだ萎えたままで勃ってはいない。  悠哉はそれを知っているが、教えるつもりは毛頭無かった。 (気持ちいい……達きたい) 「ん、ふぅっん、んぅ――っ!」  半分ほど挿入(はい)ったところで身体を一気に落とされて……その快感に叶多の身体はビクリビクリと痙攣する。  同時に舌をチュッと吸われて、痺れたような強い快楽が背筋を一気に駆け上がった。 「くっ、んぅっ」  そのままの状態で……乳首をキュウっと引っ張られれば、過ぎた快楽に叶多は悶え、堪えきれずに涙をがこぼれる。 「ふ、うぅ……ゆうやく……おかしい、身体が……」 「でも、気持ちいいだろ」 「……うん、きもちいい……気持ち……いい」  解放された唇で、甘えたように喘いだ叶多は、胸を反らし、拙いながら自ら腰を振り始めた。

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