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第3話

それは高校に入っても同じだった。 弟はバスケ部のエースになってみんなの人気者。 僕は逆でみんなが言うところの陰キャに成り果てていた。 高校3年生にもなって友達が出来なかった。1人も。 僕のクラスの人達は僕を無視する。 修学旅行の時の班決めは余ったところに入りその班での自由行動の時も 班の人から 「俺らは俺らでまわるからお前も好きにまわっていいよ。時間になったらここ集合してバスに戻ろう」 と言われまわりたい所もなくてただ集合場所にずっと居た。 体育祭もみんながやりたがらないものをやったり、文化祭ではずっと仕事をしたり。 僕はいいように使われているんだと自覚しながらでも言い返せずずっとこんな日々だった。

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