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第4話
高校3年生になったら思い出作りに友達が欲しいとか思ったけれど無理だった。
春に頑張って作ろうと決意してからもう夏になった。
そんなある日席替えをした。
僕はヒロイン席とか言うのかな?くじ引きで窓側の1番後ろの席になった。
その隣が人気者の 藤山 龍だった。
クールで顔がかっこいい。
肌はきめ細かくて綺麗で左耳に軟骨と耳たぶ1個づつピアスが開いている。髪の毛は黒でサラサラ。
今は彼女がいないらしくみんな狙っている。
僕とは正反対の人。
「ねぇ東雲くん。席変わってよ?」
僕の名前は東雲柚希。
あーこの目立つ系の女の子は藤山くんと隣になりたいんだなぁと感じとった。
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