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第9話

あの男たちに藤山ともう話さないなら手は出さないと言われた。 藤山くんと話したいけど、僕はこわくてその日から僕は藤山くんと話さないように避けた。 バイトも休みがちになり店長に大丈夫かと心配された。 そして僕はだんだんやつれていった。 夜は眠れなくて朝はそのせいでなかなか起きれない。無理に起きると貧血でクラクラする。 学校の体育の途中で倒れてしまった。 保健室で目を覚ますと隣に藤山くんがいた。 「東雲?!大丈夫?!」 「藤山くんどうして……?」 そしたら先生が来て 「東雲くん大丈夫??藤山くんがここまでおんぶして運んでくれたのよ〜?貧血と栄養失調ね。できれば病院に行って欲しいけど無理にとは言わないわ。」 確かに僕は最近ご飯食べていなかった。 あと男たちにフェラさせられてご飯を食べる度に思い出して戻してしまっていた。 「先生ありがとうございます。藤山くんもありがとう。もう大丈夫なので戻ります」 「そう?大丈夫??無理ならもっと休んでもいいのよ?」 「いえ、大丈夫です。」 そうして立とうとしたらまたふらついた。 そして藤山くんに支えられた。 「大丈夫か?!先生もうちょっと休ませてもいいですか?」 「そうね。もう少し休んだら今日はもう帰りなはい」 「でも…」 「東雲」 そう言って見つめられてしまった。 「………わかった」 そう言ってしまった。

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