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子羊ちゃんは狼の家へ 2

「先生のパジャマいい匂いするね。何の柔軟剤使ってんの?」 「ん〜? 友達が置いてったやつだから何だったかな。何かよくわかんない海外のだよ」 「……ふーん」  洗浄と入浴を済ませた裕二くんは俺のパジャマの匂いをスンスンと嗅いでいる。その前開きのシャツのボタンを外すのが楽しみだ。  洗浄と言っても、わざわざ下剤や腸内洗浄まではしない。事前にトイレは済ませてきてくれたので、浴室でソープをつけた指を入れて優しく洗ってもらうぐらい。すすぐ時にシャワーヘッドを外したお湯を入れた時の裕二くんは涙目で恥ずかしそうだったが、そんな顔が可愛くて、俺は若干勃ってしまったぐらいだ。  ちなみに俺も一緒に風呂に入ったが、裕二くんは俺の裸をチラリと見ただけで、恥ずかしそうだった。本当はボディソープをつけて洗いっこしたかったが、湯船で背後から抱きしめ、キスを一回するくらいに留めておいた。多分俺の方が我慢できずに湯船で挿入してしまう。 「裕二くん、こっち来て」  肘付きのローソファーに呼び寄せて、俺の脚の間に彼を座らせた。同じボディソープの香りが心地良い。だけど裕二くんは恥ずかしがって俺に体重を預けてくれない。 「どうしたの? まだ緊張してる?」 「何か、今からするんだなって思ったら緊張する……先生の、その……」 「俺の? 何?」 「アレ……お、おっきいし……アレをお尻に挿れるの怖い……」  ぐいん。裕二くんが真っ赤な顔でそんな事を言うから、先生のアレがまた大きくなっちゃったじゃないか。こんな可愛い子の初めてが俺とか堪らないな。 「大丈夫だよ。すぐに気持ち良くなる」 「でも指ですらアレだったのに。俺、やっぱり……」  少し怯えたような表情の彼。まぁ、しょうがないか。俺が逆の立場なら、尻に何かを挿れるなんて怖いもんな。やっぱりリラックスさせてからじゃないと。 「じゃあ今日はやめよう。普通にお喋りするだけのお泊まりにしようか。それなら大丈夫?」 「う、うん…でも、俺がしてみたいって言ったのに…ごめん」 「裕二くんが怖がってるなら俺だけ気持ち良くなってもしょうがないよ。怖かったら無理にしなくてもいい」 「せ、先生…」 「ん…?」 「キスはしたい……ダメ?」  申し訳なさそうに俺を見つめる子羊。ダメな訳がない。むしろ大歓迎。 「良いよ。キスは沢山しよう。でも、これ観ながらね」  DVDレコーダーを起動させ、部屋の明かりを消す。昼間だけど遮光カーテンをしているので、TVからの明かりしか感じない。  ぐいっと裕二くんの腰を持って無理矢理俺の方へ身体をあずけさせた。 「何見んの? 映画?」 「アダルトDVD。裕二くんまだ見たことないんだろ?」 「え……」  画面に映るのは素人のナンパもののアダルトDVD。出来るだけ清楚で可愛い感じの女の子が良いとリクエストすると、翔ちゃんはすぐ何本か貸してくれた。持つべきものは女好きの友達だ。彼によると最初はインタビューばかりでつまらないから早送りしてくれだと。 「ん〜…この辺りかな」  男優が女の子の服を脱がしてブラジャーを外すところ。俺は全くピクリともしない。その内ブラジャーは外され、女の子の乳首がやらしく弄られている。  ‪──うわー。可愛い乳首。もう勃ってるじゃないですか。  ‪──も、やだぁ……恥ずかし……  ‪──胸もおっきいっすね。綺麗なおっぱいと乳首。  (うーん。やっぱり全然興奮しないな。あ、でもこの男優触り方上手いなー。俺もこうやって触ってあげよう)  男優の手つきを見ながら、俺の腕の中にいる裕二くんの後頭部を眺める。身体はまだ強張ったままだ。ぐっとまた自分の方へ引き寄せると、彼の身体がビクッと反応した。 「裕二くん、どう? 初めてのエッチなDVDは」 「……どうって、なんか…恥ずかしい…」  テレビの明かりだけなので顔色は分からない。でも、相当照れてるのは声でわかる。 「恥ずかしいのはどうして? 女の子と自分を重ねてるから?」  パジャマの下から手を入れて、男優が触るように彼の乳首を弄った。小さくてもしっかりと硬く主張した尖。 「あっ……達哉先生♡」 「女の子の胸見て興奮する?」コリコリと指先で胸の尖を擦る。 「ん、ん…♡そ、そりゃするよ。でも先生と見るの恥ずかしいって。も、消して……」 「だーめ」  耳輪を含んでくちゅくちゅと音を立てると裕二くんは「ンンッ♡」と可愛い声を出した。  ‪──あぁん♡やだぁ♡  ‪──お姉さん、感じやすいっすね。  画面の中では男優が女優の乳首を吸っていた。音が凄すぎて、もはやギャグみたいだ。世の中の男はこれを見て抜けるのか。  俺には無理だなぁなんて考えながら、裕二くんのパジャマのボタンを外す。 「達哉先生、や、やるの?」  少し怯えた声の裕二くんが俺の方へ振り返る。ああ、画面の女優より目の前の君の方が何百倍も可愛い。 「いいや、挿入はしないよ。だから昨日みたいな気持ちいいことだけしてあげる。それなら怖くないだろ?」 「うん…昨日みたいのなら」  裕二くんの顔を後ろの俺へと向けさせてキスをする。俺が唇を這わせた途端、半開きになる彼の唇。遠慮なく舌を侵入させ、存分に味わう。 「あ……ん、んぅ…ん…ん、はぁっ…」 「……キスは好きになった?」 「ん……キスは好き……」 「今日は先生の舌吸って貰おうかな……」  裕二くんの目を見て舌を出すと、彼は躊躇しながらも舌を這わせてきた。俺がお手本として裕二くんの舌を吸うと、彼も真似して舌を吸ってくる。この辿々しさが堪らない。  キスをしながら画面をチラリ。男優は女の子の性器を手で弄っていて、見れば見るほど萎える。もうこのまま裕二くんを押し倒しちゃおうかな。 「はぁっ…はぁっ…せんせぇ……息出来な…」 「あ、ごめん。裕二くんが可愛いから止まらなくなっちゃった」 「……俺、男なんだけど。先生すぐ可愛いっていうけど、それ女の子に言うやつじゃん」  少しむくれた顔になる裕二くん。 「そうだね。でも今はこの女の子と裕二くん、一緒だよ?」  裕二くんの身体をソファに倒して、はだけたパジャマから覗いている可愛い乳首に舌を近づけた。 「先生、や、やだっ……乳首やだっ…恥ずかしい…」 「昨日もやったろ。嫌なのに乳首は勃ってるのはどうして?」 「それは…されるの気持ちいいから…」 「ふふ、正直で可愛いなぁ。裕二くん、先生が君の乳首をやらしく舐める所ちゃんと見てて…」  ぺろ♡ぺろぺろぺろ♡ちゅっ♡ちゅうっ♡   「んっ♡んんっ♡達哉せんせっ、んぁっ♡」  柔らかい舌に硬い突起の感触。敏感な反応が嬉しくて、さっきの男優みたいに音を立ててあげた。 「女の子より、裕二くんの方が感じやすいね。音立てて吸われるの好き?」 「そんなのわかんねーって…あ、あ♡」  ちゅうっ♡ちゅうっ♡れろれろれろ♡くちゅ…♡ちゅくちゅく♡ 「あ…♡たつやせんせ…♡」 「左だけじゃ嫌だよね。右も…」 「ひぁ……♡♡」  可愛い。もうDVDなんかそっちのけで裕二くんの乳首を愛撫する。勿論首も耳も丹念に。高校生のピチピチとした肌にはずっと舌を這わせたくなる。興奮した俺の手は、パジャマの下に手を滑り込ませて彼の大きくなった陰茎をゆっくりとなぞった。 「おちんちんも硬くなってる。気持ち良い?」 「んん……おちんちんはダメ…」 「どうして?」 「だって…このままだとセックスしちゃうじゃん……」 「……セックスはしたくない?」 「うん、こわい…」  やっぱり裕二くんはまだ決心が固まっていないらしい。先生急ぎすぎたね。君があまりに可愛いから止まれなくなっちゃった。申し訳なくなって、何度も裕二くんに軽いキスをした。 「裕二くんごめんね。許してくれる?」 「んっ…♡たつやせんせ…♡俺おこってねーよ…あっ…おちんちん触んなって…」 「先生が君のおちんちん硬くしちゃったから、ここだけは気持ちよくさせるね」  裕二くんの下着の中に手を入れて、上下に動かす。 「ンンッ♡先生の触り方気持ち良いからダメだって…あ…ん、ん…♡ん…はぁっ♡キスしながら、ダメ…」 「乳首舐められながらはもっと気持ち良いよ」  れろぉ…♡♡ぴちゃ♡ぴちゃ♡ちゅくちゅく♡ 「んぁっ♡」 「画面の中の女の子と一緒だね。可愛い」 「あ〜…♡乳首ぺろぺろダメぇ…♡くすぐったい…♡あ、あ、ちんちんも…あ…♡」  パジャマを膝までずり下ろし、脚を開かせる。内腿やアナルの周り、陰嚢をぺろぺろと舐めると裕二くんの身体がビクビクと揺れ出す。 「せ、先生! 恥ずかしいから嫌だよ!」 「どうして? こんなにお尻の穴可愛いのに」  ぺろぺろ♡ぺろぺろ♡ちゅばぁっ♡ 「ひんッ♡おしりダメ! あ、あ〜♡汚いよぉ…♡」 「キュッと閉じてて綺麗なアナルだね。いっぱい舐めてあげる」 「ひぁ…♡あっ♡や、やだっ!」 「裕二くん、力抜いてごらん。そんなに脚に力入れてると気持ち良いの半減しちゃうよ」 「あ〜♡おしりのあなに舌いれちゃだめぇ…♡ん…♡ん〜…せんせぇ…♡」  俺の唾液でたっぷりと濡れたその場所は、まるで朝露に濡れた蕾。蕾の中を味わう様に舌尖を挿れて動かす。その間も裕二くんの陰茎を手で扱くと、彼は喘ぎ声が止まらなくなった。 「あ、あンン♡ふぁ…ダメ、それ…♡ん、ん…♡」 「可愛いなぁ…」 「なぁ、もぉ出るって…ソファ汚しちゃう…」 「先生が咥えてあげるから、中で出してね」 「あ…もぉ、やだって…せんせ…せんせぇっ♡そんなに速く動かしたら、で、る…出るっ♡♡」  どぴゅっっ♡と口の中で裕二くんの精液が出る感覚。それをゴクンと飲み干すと、ソファで息を切らす裕二くんを抱えてベッドまで運んだ。 「今度は指で慣らさなきゃね」 「……せ、先生…俺、セックスは…」 「指だからセックスじゃないよ。いきなりおちんちん挿れると痛いから、今日は指だけ挿れる練習だよ」 「れんしゅう……」 「そう、練習。本番はまた今度。だから痛くないよ。さっき洗浄した時に指は一本入っただろ?」 「う、うん……」 「裕二くん、可愛いアナル見せてくれるかな。自分で脚開いて……」 「こ…こう?」  自分で膝を抱えて恥ずかしそうに蕾を見せる子羊。食べてくれと言わんばかりの姿に俺の股間が爆発しそう。挿れたいなぁ。でもどうせ挿れるなら気持ち良い顔が好き。痛そうな顔は見たくない。  ローションを蕾と指に塗りつけて、ずぷりと一本挿入する。傷つけないようにゆっくりゆっくり。半分程挿入すると裕二くんは枕を掴んで「ンン…」と声を漏らした。無防備な脇が丸見えで、俺の興奮がまた高まる。 「裕二くん痛い?」 「ううん、大丈夫……」  指を一本挿れて暫く動かさず、フェラをして気分を高める。 「あ〜…♡せんせ……♡」  気持ち良いところを攻める度に蕾はキュッと反応し始める。〝この蕾に何かが挿入されている時は気持ち良いことをされる〟そう身体に思い込ませるのが大事だ。 「はぁっ♡はぁっ♡んんっ♡そんなとこダメ…♡」  陰嚢も優しく口に含んで舌で転がす。そしてほんの少しだけ指を動かした。 「ん、ん…♡あぅ…♡」  唾液がたっぷりの口内で優しく陰茎を含み、快感を与え続け、蕾に入った指は時折ローションを追加し、ゆっくりと慣らしていく。 「そろそろかな…裕二くん、お尻の孔に力入れてみて」  その通りに裕二くんが実行すると、硬く閉じた蕾が緩み始める。その瞬間を逃さずまた指を動かした。 「ん…んん……♡あっ動かさないで! ひぅっ♡抜くときのダメ…へんになる…」 「ダメだよ。アナルは狭いからゆっくりほぐしてあげないと。ほら、もう一回力入れて」  俺のものを挿れる準備をされているなんて気づかずに身体を捩らす裕二くん。可愛いなぁ。 「あ…あ…♡」 「そろそろ二本にするね。ん……ほら、二本挿入っちゃった」 「はっ…♡はっ…♡に、ほん…♡ん…くびなめたらくすぐったい…♡」 「本当に可愛い……もっと虐めたいな…」  裕二くんは少しリラックスしてきたようで、耳や首を舐めても抵抗せずに目を閉じている。俺はそれを目を開けて至近距離で観察し、時折軽く唇にキスをしてあげる。  大分時間をかけてほぐし、フェラをしながら前立腺を攻めると、彼はまたビクビクと身体を揺らした。 「あ、いやだぁ…♡たつやせんせぇ、おれなんかへん…♡」 「痛くない?」 「ん……き、きもちいい…♡」  やっぱり素質あり。神様ありがとう。こんな子と知り合わせてくれて。ありがたくいただきます。  徐々に感じる裕二くんを四つん這いにして、自分のスウェットと下着をずり下げる。手早くローションを塗りつけた陰茎を彼の股に擦り付けると、きめ細かい肌とローションの感触の相乗効果は素晴らしくて思わず自分の声が漏れた。 「はぁ…素股とか久しぶり…」 「ンンッ…達哉先生…何かこれ恥ずかしい…あぅ…♡」  ぬちゅっ♡ぬちゅっ♡ぬちゅっ♡ 「練習、気持ち良いだろ?」 「う…気持ち良いけど…。ひ…♡ひぁ…♡」 「俺のおちんちんを挟むように太ももは閉じて…そうそう、上手だよ…しかし、裕二くんはお尻も綺麗だね」  可愛い桃の様なみずみずしい双丘。滑滑とした肌が気持ち良くて手のひらで何度も撫で回す。たまに割り開いて、可愛い蕾を確認する。ローションで濡れたその場所は、まるで花開くのを待つ朝露に濡れた蕾。ここに、俺のモノを捻じ込むのだ。 「はぁっ♡はぁっ♡あ、そんなお尻撫でないで…♡んんっ♡きもち、い…♡」 「孔の中に挿れるともっと気持ち良いよ。だからその前の練習……」  ぬるついたお互いの陰茎が擦れ、息が荒く漏れ出す。静かな部屋で響くやらしい音と裕二くんの可愛い声。俺はもう、いつ挿入してもおかしくないぐらい興奮している。 「ひんっ♡あ…はぁっ♡せんせ…やばい…♡」 「もっとお尻突き出して…」 「ん…んぅ…ッ♡はぁっ…♡あ〜…♡先生の硬いおちんちんでこすられるのきもちい…♡ぬるぬる…♡あ、あ…♡」  ぐちゅっ♡ぐちゅっ♡ぐちゅっ♡ぐちゅっ♡  ローションが泡立ち始めて、先ほどよりも音が大きくなる。 「んはっ♡はっ♡はっ♡」  裕二くんは枕を抱きしめて悶えている。美形な高校生が悶える背中は扇情的で、俺の息が更に荒くなる。やばい、そろそろ限界。 「んん…♡きもちいい…先生、もっと…♡」 「良い子だね。素直に言えた子にはご褒美をあげる」  俺は近くに用意していたコンドームを取って、ピリッと個包装を破く。四つん這いの裕二くんは、少し怯えた顔でそれを見つめている。

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