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狼と子羊ちゃん 2

「今日は特別にこれ着てあげる」  いそいそと彼が取り出したのは高校の制服。水色のシャツとネクタイを締めて、俺の前で「先生、制服好きだろ?」と笑った。すぐ脱がされるから上だけな、と彼は俺の横に座り直した。シャツの裾が長いから、丁度股間が見えなくてドキドキする。 「達哉先生、明日着ていくから汚しちゃダメだからな……ん…♡んんっ♡もぉ、制服になってからのが勢いすごいって…せんせーのへんたい…♡」 「そうだよ、先生は変態。こんな可愛い服で俺のおちんちん挿れられてる君が見たい…」 「ん…♡せんせぇ、いっぱい挿れて……」  深くキスしながら、裕二くんの手を掴んで俺の股間へ持っていく。最初の頃は恥ずかしがってあまり触ってくれなかったのに、今は滑らかに彼の指が動いていく。俺の形を探るようなその動きに、俺の呼吸は荒くなった。 「先生のおちんちん…舐めていい?」 「いいよ…君の好きにして」  れろぉ…♡ちゅっ♡ちゅっ♡ちゅぷ…♡ちゅぷっ♡ちゅぷ…♡  小さなお口に目一杯陰茎を頬張って、俺に「ひもひいぃ?」と聞いてくる裕二くん。バキュームみたいに吸われなくても、舌の上で転がされているだけで気持ちが良い。興奮した俺は彼の両耳辺りを掴んで、喉の奥まで陰茎を突っ込んだ。制服を着たままで少し苦しそうになるその顔。こんなのすぐ達してしまいそうだ。 「はぁっ…裕二くんすごく気持ち良いよ。上手になったね」 「んぅ♡んぶっっ♡んぶぅっ♡ん♡」  ズコズコと激しく動かしても裕二くんは俺の陰茎を離さない。自分の歯に当たらないように苦しくても俺の陰茎を噛んだりせず頑張って口を開けてくれている。口元からは涎がダラダラと垂れ落ちていく。  スマートフォンを手に取り、俺の陰茎を咥える裕二くんを写真に収める。俺に撮られるのを慣れている彼はカメラ目線で一生懸命咥えたままだ。 「可愛い…本当に可愛い…」 「んぅッ♡んぅッ♡んぅぅ〜…♡」 「先生一回イッてもいい? 君の可愛い口の中に出させて…」 「ん〜…♡んっ♡」  俺が達すると、裕二くんは嬉しそうにチュウチュウと吸い出してくれる。舐めているだけなのに、裕二くんの陰茎もガチガチに勃っていた。 「先生…もう挿れてよ。早く欲しい…」 「まだダメだよ。ほら、ボタン外そうね」  ネクタイを少しだけ緩め、シャツのボタンを全て外す。彼を俺の膝の上で対面させ手のひらで彼の胸をさすると、気持ち良さそうに身体を揺らしてくれた。 「さっき舐めてくれたお返し……」  ぷくりと勃ちあがった可愛い尖りを口に含めてくちゅくちゅと音を立てて舌で転がす。裕二くんの視線が俺の舌へ向けられていて、わざとやらしく動かした。  くちゅくちゅ…♡れろぉ…♡ちゅばっ♡ちゅばっ♡ 「ン…♡先生ほんと、制服す、き…、んひぃッ♡ちゅうちゅう吸っちゃダメだよぉっ♡あ、ひ…♡せんせ、やらしい…、あ〜…♡もぉ、乳首ばっかり嫌だよ、早くおちんちんちょうだい…♡」  乳首や胸、首と耳もたっぷり愛撫をしてから彼を四つん這いにすると、ローションをたっぷり可愛い蕾に塗りつけ指を一本ゆっくりと挿入した。 「あ…指じゃなくて良いのに…♡」  指をギュウギュウに締め付ける彼の直腸壁。俺のが早く欲しくて畝っている。丁寧に中を押し拡げる余裕は俺にもない。 「はぁっ…はぁっ…せんせ…も、おちんちん挿れて…我慢できな…ッ…ンンッ♡」  俺も限界。近くに置いてあったコンドームの箱を取ると、その手を裕二くんの手が遮ってきた。 「裕二くん…?」 「達哉先生…それつけないで…」  裕二くんはゴムをつけない方が好き。俺としてはありがたいが、正直アナルセックスだと色々と危険だから俺は彼の為にもゴムをつけてあげたい。それを伝えても、彼は「ゴムは要らない」と譲らない。   「俺のケツまんこは先生専用だろ…だからちょうだい、先生の精子沢山ほしい…。練習じゃない、本気のセックスして…」 「裕二くん、君って子は…」  こんなことを言われては理性が吹っ飛ぶ。バックから硬い陰茎で窄まった蕾を押し拡げ、花を開かせていくと彼の口から嬌声が漏れた。 「あぁぁあ♡♡たつや、せんせ……♡♡」 「はぁ…裕二くんは本当にやらしい子だね…先生、我慢出来ない…」 「せんせ…がまんなんかしないで…♡あっあっあっ♡ゆうじのおまんこすきにして…♡♡おれ、せんせぇのものだから…♡」 「うん…裕二のここは誰にもあげない。もっとお尻あげて…」 「ん〜…ッ♡♡あ〜…おくまで先生のおちんちんがはいってる…♡」  挿入するのは十日ぶりぐらいで、裕二くんの蕾は俺を離さないかのように締めてくる。身体の奥がもっと熱くなって、徐々に彼の中を擦っていく。だが、久々に生で挿入した快感が凄まじく、俺の腰は止まらなかった。制服のシャツとネクタイをしたまま善がる彼の姿。あの同級生すら知らない、俺だけが知っている姿。そう考えると、ますます陰茎が熱い鉄の杭になる。 「あんんっ♡せんせっ…いつもよりはや…♡あぁっ♡はぁっ♡はぁっ♡あっ♡それすきっ♡」  後ろから激しく突いて、彼の桃尻を揉みしだく。何て美しい身体なんだろう。でも足りない。君の感じてる顔が見たい。俺のことだけを考えている君の可愛い顔が。  背後から覆い被さるように抱きしめると、彼が振り返ってキスを強請る。蕩けた顔。俺にしか見せない顔。 「たつやせんせぇ…」ディープキスの合間に、頬を紅潮させた裕二くんが俺を呼ぶ。 「どうしたの?」 「おちんちん、せーじょーいで挿れて……」  え? と一瞬焦る。こんなことを言われたのは初めてだ。 「後ろからは嫌い?」  彼は申し訳なさそうに首を横に振る。 「気持ち良いけど、後ろだと先生の顔見えねーから。先生が俺で気持ち良くなってる顔見るのが好き…汗が落ちてくるのも、腰が動く度に見える筋肉も、後ろからじゃ見えない……」  死ぬほど可愛い理由で、思わず彼の背中に顔を埋めた。俺も同じことをさっき考えていたから、余計に顔がにやける。 「先生、怒った……?」 「……うん、怒った」 「えっ…」  その瞬間、陰茎を引き抜いて彼を仰向けにして、また蕾にぐちゅりと押し込んだ。 「はーっ♡はーっ♡せ、んせ……」  はだけたシャツと、素肌にくっついたネクタイ。初めてセックスをした時にくったりとさせていた裕二くんの陰茎は、ガチガチに勃起していた。 「そんな可愛いこと言う子には、たっぷりご褒美あげないと」  ぐちゅっぐちゅっとローションが泡立つ音を立てて陰茎で再び彼の中を擦る。 「君の中で気持ち良くなってる俺の顔、よく見とくんだよ」 「せんせぇ…♡あ…あ…♡…んんんっ♡♡んーっ♡は…♡俺の中気持ちいい? せんせぇも気持ち良い…?」  ぐちゅっ♡ぐちゅっ♡ぐちゅっ♡ぐちゅっ♡ 「うん、君のケツまんこが気持ち良くて、先生おかしくなりそう…裕二…」 「んんっ♡せんせ…ッ♡もっと…もっとゆうじのこと呼んで…」  俺の顔を恍惚な表情で見つめる彼の顔を見て、更に俺の興奮が増す。彼がもっと気持ち良くなるように、腰を動かしながら彼の上半身を隈なく愛撫した。 「はぁっ♡たつやせんせぇだいすき…もっとこっちみて…♡んっんっ♡あぁっ♡そこ、きもちいぃ♡」 「可愛い喋り方になってきたね。感じてくれて嬉しいなぁ」 「あっ♡おちんちん触るのだめっ♡出るッ♡出ちゃうよぉぉ♡」 「裕二のおちんちん、やらしいお汁でぐちゅぐちゅだ」 「ひんっ♡先生、そんな動かしちゃ…」 「みるく出す時は俺の目を見なきゃダメって教えただろ? ほら、裕二……」 「あ、あ〜…先生……出るっ……っ♡♡」  びゅーっびゅるびゅるっと裕二くんが勢いよく達した後、少し休ませて騎乗位にさせた。動こうとする彼の腰を掴み「暫くそのままでいて」と指示をすると、彼は俺に覆い被さってきた。

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