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2018年12月24日-22

 人差し指をゆっくりと(うず)める。異物を感じとったその場所は、始めにきつく締まったが、指の根元まで挿入すれば、腸壁がひたりと密着してきた。久しぶりの感触だった。そこは相変わらず、なかなかに狭くて熱かった。  ローションをまとった指をぐるりと回した後、ゆっくりと抽挿し始める。中を擦れば、千景はうっとりと目を細め、よりいっそう艶やかに鳴いた。 「あっ……あぁ、ッ……ん……」 「痛くないか?」  そう訊ねれば、「だいじょうぶ、気持ちいい」と掠れた声で返ってきた。その言葉を信じて、岳は穴を拡げるように指を動かし続けた。  入り口が、熟れたように柔らかくなってくる。中は岳の指をしゃぶるように蠢いており、気持ちいい。ゆっくりと2本目の指ーー中指を挿入すれば、難なく飲み込んでいった。 「んぁ……あっ、ァッ……はぁ……」  千景は依然、気持ち良さげに身を捩り、甘く薫るような声を出していた。彼の性器は再び首をもたげ、先走りを垂らしている。指の数を増やした分、粘着音が大きくなった。ひどく、淫猥な音だった。千景の背は弓なりにしなり、下腹部に先走りを散らしていた。 「……あっ、あ、ッ……んん……!」 「……エロいな」 「や、だ……はずかしい……っ、でも、きもちい……」  生唾を飲み込んだ。中指と人差し指を左右に拡げれば、襞はたやすく伸び、くぱ、と中が見えた。ローションでべとべとになったそこはえらく蠱惑的で、岳の自身はこれ以上我慢できないと言わんばかりにびくりと微動した。  2本の指をずるりと抜くと、岳は千景の太ももを掴んで折り曲げ、大きく開いた。埋まっていたものがなくなり、千景の穴は物欲しげに伸縮している。中からローションがとろりと漏れ出てきて、襞が動く度にくちゅくちゅと音をさせていた。  千景はすでに蕩けた表情で、けれどもまだ理性が残っているのか、恥ずかしげに岳から目をそらしている。けれどもこちらが顔を近づければ、遠慮がちに視線を絡めてくる。まぶたをそっと閉じ、わずかに唇を尖らせる姿はどこか幼げで、それでいて大人の色香をふんだんに放っており、くらくらと陶酔しそうだった。 「……んぅ」  唇を重ね、相手の舌を軽く舐め、すぐに解いた。……至近距離で千景と見つめ合いながら、カウパーまみれの猛りをぬめった入り口に宛てがう。

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