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俺は仕置きと不穏な事を言われて、思わずビクリとしてしまう。俺の怯えを感じて、龍介さんが口の端を歪めて笑う。あぁ、また喜ばせてしまった…。
龍介さんは俺をうつ伏せに引き倒し、一気に下着ごとズボンを引き抜く。
「はは、こっちもぐちゃぐちゃじゃん。」
分かってはいたが、実際に口に出して言われると辛い。しかし、早くっ早く、抜いて…。その思いが頭を占めて、震えを隠せもせず大人しくする。
ぐち
「っ!え……りゅ、」
ぬるりと龍介さん自身を押し付けられて、ぎょっとする。
(え、抜いて、くれるんじゃっ…)
「ふっ…。」
「あっぁっっ!」
背中から覆いかぶさってきた龍介さんが、首筋をべろりと舐めたかと思うと、挿入してくる。
「言ったこともきちんと出来ない蒼は、仕置きだといっただろ。」
そのままいっきに奥まで入れられる。
「うぁっ…!うぅっ…辛っ…ふぅっ…!」
「ふっ、最近解かさなくても直ぐ入るな。」
龍介さんが満足そうに呟くと、体を立て律動を始める。
「あっ、だっ、ふぅっ、あっあっ!」
中に元々入っているローターが龍介さんのでぐちゃぐちゃにかき混ぜられて、さっきの数倍辛い。ビリビリ脳に直接快感が響く。腕で自分の体を支えられず、堪らずにどちゃりと倒れる。
「ふっ、あーお、直ぐにへばってんなよ。」
「あっうっっ!ごめっ、なさいっ…!ふうっ、うぅ、うっ…!」
それならやめて欲しい。もう何が何なのか分からない程に良い。龍介さんにまた怒られると、ガクガクと体勢を持ち直そうとするが、力が入らずただカクカクするだけだ…。そうこうしているうちに出さずに達して痙攣してしまう。
「あっ、りゅ、す、けさん…。まっ……!今はっ、っ…!今はっっ!!…うぅっ!」
「だーめ。」
達してる間はやめて欲しいと訴えるけど、言うと更に律動を強くされる。いってる最中も休みなく、ずっと与えられる快感。その快感が辛くて身体の震えが止まらない。
「うぁっ……やっ…こわいっ!ふうっ、ふうっ…!」
自分の体が自分のものでないみたいにガクガク震えて怖い。その姿をみて、龍介さんがふふふと笑った気配がした。
「蒼、はぁっ、気持ちいい?」
「うっ…うぁっ!いっ!!」
何とも言えない。言いたくない。何も言わないでいると、仕置きとばかりに前立腺を強く打たれる。その衝撃で、また軽く達してしまった。もう苦しい。
「ひっ!きもちっ…で、すっっ!」
「ふっ。俺もっ。はっ、蒼は誰のもの?」
俺は俺のもの。誰のもって…。もうやめて欲しい。何度も何度も、脳に染み込ませるように答えさせられる言葉。
「うぅ、…っはぁっ、りゅ、ぅぅ、龍介さんの、ものっ、です…っっ!」
「そう、はぁっ。永遠に、蒼は俺のもの。永遠になっ。」
律動が、早く……あ。朦朧としてくる。
「ふー。あ、おい、蒼!…あーあ。…ま、いっか。意識、落ちたてた方が持って帰りやすいし。」
俺の中に出し終えた龍介さんが、満たしたように一息つき、何か呟くのが聞こえた。起き上がらないといけないのに、もう動けない…。
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