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04
課長の背広を脱がして、ワイシャツのボタンを一つ一つ外して行く。それも一気に脱がしたが、後ろ手に手錠のある場所に留 まった。
「……ん、はうっ。やっ、外して――」
まだ何にもしていないのに課長の息が乱れて行く。触れる前からその身体 は、淡いピンク色に染まっていた。
「――外したらお仕置きにならないでしょう?」
「お、お仕置きなの……?」
「そ。逢坂課長、自分が何をしたのかは分かってますよね? 悪い子にはお仕置きが必要でしょ?」
課長の敏感な胸の突起を指先で軽く弾く。身動きを封じ込められたことで、課長はいつもより敏感になっているようだ。
「――あっ、ああっっ!」
俺がその尖端を爪で軽く引っ掻いただけで、課長は些 か大袈裟 な喘 ぎ声を上げた。それから突起の上にキスを落とす。
「……いっ、いやっ。そこじゃないっ! 唇にキス――」
「なーに言ってんですか。これはお仕置きなんですよ? それじゃあ、お仕置きになんないじゃないすか」
「……っっ」
その小さくて可愛いスイッチを舌で刺激すれば、課長の小さな身体にスイッチが入る。軽くそのスイッチを舌先で転がしてやると、いつもの何倍も淫らな課長が見られた。
(……そういや、ええもんがあったっけ)
その時、不意に思い出して、俺はタンスの引き出しの奥に隠しておいた前の彼女の忘れ形見(?)を取り出した。
「―――― !!」
それを目に留 めた課長の目の色が変わる。
タンスの奥から取り出したピンクのそれは、いわゆるローターと呼ばれるアダルトグッズだ。前の彼女との情事 で愛用していたが、こんな時に役に立つとは思わなかった。
(……ヴィーン)
早速スイッチを入れてやると、小刻みに震え始める。俺はそれを軽くしゃぶり、課長の敏感な尖起の上に押し付けた。
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