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 課長の背広を脱がして、ワイシャツのボタンを一つ一つ外して行く。それも一気に脱がしたが、後ろ手に手錠のある場所に(とど)まった。 「……ん、はうっ。やっ、外して――」  まだ何にもしていないのに課長の息が乱れて行く。触れる前からその身体(からだ)は、淡いピンク色に染まっていた。 「――外したらお仕置きにならないでしょう?」 「お、お仕置きなの……?」 「そ。逢坂課長、自分が何をしたのかは分かってますよね? 悪い子にはお仕置きが必要でしょ?」  課長の敏感な胸の突起を指先で軽く弾く。身動きを封じ込められたことで、課長はいつもより敏感になっているようだ。 「――あっ、ああっっ!」  俺がその尖端を爪で軽く引っ掻いただけで、課長は(いささ)大袈裟(おおげさ)(あえ)ぎ声を上げた。それから突起の上にキスを落とす。 「……いっ、いやっ。そこじゃないっ! 唇にキス――」 「なーに言ってんですか。これはお仕置きなんですよ? それじゃあ、お仕置きになんないじゃないすか」 「……っっ」  その小さくて可愛いスイッチを舌で刺激すれば、課長の小さな身体にスイッチが入る。軽くそのスイッチを舌先で転がしてやると、いつもの何倍も淫らな課長が見られた。 (……そういや、ええもんがあったっけ)  その時、不意に思い出して、俺はタンスの引き出しの奥に隠しておいた前の彼女の忘れ形見(?)を取り出した。 「―――― !!」  それを目に()めた課長の目の色が変わる。  タンスの奥から取り出したピンクのそれは、いわゆるローターと呼ばれるアダルトグッズだ。前の彼女との情事(エッチ)で愛用していたが、こんな時に役に立つとは思わなかった。 (……ヴィーン)  早速スイッチを入れてやると、小刻みに震え始める。俺はそれを軽くしゃぶり、課長の敏感な尖起の上に押し付けた。

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