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「――ひゃうっ !!」
小さなスイッチの尖端は避けて、乳輪に軽く当ててみる。課長の身体はそれに過剰に反応し、身をよじりながらもそれが的確に当たるように激しく身じろいだ。
「……やっ、意地悪しないでっっ」
それをわざと避けて、執拗 に乳輪にピンクの玩具を這わせる。
「……んふっっ」
それが触れるか触れないかの力加減で尖端に触れた刹那、課長の鳴き声が明らかに変わった。
玩具から与えられる快楽に感じ切ってしまっている課長。声も少なめに、さっきから身体が硬直してしまっている。課長の真っ白な肌が真っ赤に染まり、それが快感の深さを物語っていた。
「そこじゃないっっ 。は、早く入れてーっっ !!」
課長の鳴き声が号泣に変わる。涙をぽろぽろと流すから、黒いシーツの色が涙で変わっていく。
(……かちゃかちゃ)
課長のベルトを外してズボンを下着ごと引き下げ、可愛いお尻を剥き出しにする。尻たぶを左手で広げ、そこに現れた窄 まりの皺 一本一本をなぞるように小さく振動を繰り返すローターを当てた。
「――ああっっ!」
待ち兼ねたそれに課長は口からよだれを垂らし、シーツのシミを更に広げていく。窄まりの入口にローターを当てようと、課長は必死で身じろぎを繰り返した。
(……ヴィィーン)
「ああぁぁぁ……」
ゆっくりと窄まりに潜 っていくローター。その小刻みで規則正しい動きは、課長の中の淫魔を覚醒させるには十分過ぎて。
その小さな玩具を半分ほど挿入したところで、俺はいったんベットから離れ、少し離れた場所から課長の恥態を傍観することにした。
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