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07
(……くちゃ、くちゃっ)
閉め切った部屋に漂 う舌を絡め合う甘い音。俺は課長の舌を絡め取り、強く吸い上げた。
「……ぷはっ。長谷部君、息ができないよ」
くすくす笑いながらも、課長の舌も止まらない。
「……んっ、んんっ」
俺の右手は課長のジーンズへと伸びる。体勢を変えて課長に床ドンをして、ベルトを外し、ボタンも外し、ファスナーをゆっくり引き下げる。
それを下着越しに一気に脱がせると、俺のジーンズと一緒に床に蹴飛 ばした。
(……ぬぷっ、ねちゃっ)
「……んっ」
「んはっ、ん……」
お互いの右手が交差するとお互いのモノが音を立て始め。二人の右手は同じ調子 でそれを摩擦 する。その律動に伴うようにお互いの鼓動もスピードを上げた。その時、
「ああっ」
小さく声を漏らした課長が吐精 して、腹の辺りに生暖かい感触が。課長の両足を頭上でひとまとめに掴むと、丸見えになった萎 えてしまったモノを口に含む。
「……やっ」
その台詞とは裏腹に、再び元気さを取り戻す課長。俺はそれを強く吸い上げて、右手で課長の後孔をゆっくりと解した。
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