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(……くちゃ、くちゃっ)  閉め切った部屋に(ただよ)う舌を絡め合う甘い音。俺は課長の舌を絡め取り、強く吸い上げた。 「……ぷはっ。長谷部君、息ができないよ」  くすくす笑いながらも、課長の舌も止まらない。 「……んっ、んんっ」  俺の右手は課長のジーンズへと伸びる。体勢を変えて課長に床ドンをして、ベルトを外し、ボタンも外し、ファスナーをゆっくり引き下げる。  それを下着越しに一気に脱がせると、俺のジーンズと一緒に床に蹴飛(けと)ばした。 (……ぬぷっ、ねちゃっ) 「……んっ」 「んはっ、ん……」  お互いの右手が交差するとお互いのモノが音を立て始め。二人の右手は同じ調子(リズム)でそれを摩擦(まさつ)する。その律動に伴うようにお互いの鼓動もスピードを上げた。その時、 「ああっ」  小さく声を漏らした課長が吐精(とせい)して、腹の辺りに生暖かい感触が。課長の両足を頭上でひとまとめに掴むと、丸見えになった()えてしまったモノを口に含む。 「……やっ」  その台詞とは裏腹に、再び元気さを取り戻す課長。俺はそれを強く吸い上げて、右手で課長の後孔をゆっくりと解した。

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