30 / 31

08

(……ぬぷっ、くぷぷっ)  課長の(すぼ)まりも粘着質を伴った音を立て始めた。 「……やっ」  俺は指を抜き取り、可愛い窄まりにゆっくりと舌先を挿し込んだ。華奢な腰を掴むと、感じ切っている課長の顔が見える。両足は頭上で痙攣し始め、俺は舌の動きを速めた。 「やだぁ……、んあっ。もっとぉ……っっ」  ……ふっ。  やなの?  もっとなの?    どっちなんだか。  俺はそんな可愛い課長を眺め、更に舌のスピードを上げる。 「ああーっっ、だめえーっっ !! もう挿れてーっっ!」  ダメだと言われても挿れさせて頂きま……すっっ !! (――ずんっ) 「んああっっ!」  俺は課長の腰を掴み締めたまま、腰を一気に前へと押し出した。俺の自慢のマグナム(カッコ笑い)は、ぬれぬれの課長のそこにずっぽりと飲み込まれて行く。 「やっっ !! 大きいっっ !! 長谷部君っっ !! すごいっっ !!」  ……あのー、課長。ちょっと静かにしてくれませんかね? (ぜってー、隣室(となり)の御手洗に聞かれてるし)  だがしかし、そんな心配も忘れてしまうような快感が俺にもやって来て。課長の窄まりは俺のをきゅっと締め付けて、その癖、柔らかな肉壁がねっとりと俺のに(まと)わり付いた。 「……くっ」 「あーーっっ。い、いいっっ !!」  快感の深さを物語るように、課長の足は頭上でひらひら揺れている。俺の腰の動きもスピードを増して、それに伴い、課長の腰もスピードを上げる。 「ああぁぁぁーっっ !!」  直腸の奧に激しい収縮を感じた刹那、俺の可愛い課長は意識を手放した。 ※注釈 同僚の御手洗は長谷部が住む社宅の隣人です

ともだちにシェアしよう!