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潰してかけて

「あっ、いおりぃ。手っかしてぇ......」 伊織に手を貸してもらって態勢を変える 下を視られないように伊織の肩に頭を預けて脇の下から腕を通してピタッと抱きつく 身長差があるからできる態勢だ 正座を崩したかたちで脚を開いて腰を浮かせてお尻を少し突き出す 「ふっ......ふぁっ、あっ!でるぅっ」 入り口のところが拡がってナニカが続けて出たあとナカがキュッと締まる 「ライチとイチゴが出てきたね。なおのナカで煮込まれたんだろうね、熱い......」 「やっ、煮込んでなっ......いっ!あっ――!」 また、ひとつ 「出てきた。あと1つ」 さっきの3つのようにお腹に力を入れたけれどなかなか出てこない 「い、いおりぃ。でて......こなっ」 「......仰向けになってカウンターのところに肘突いて脚広げて」 「やっ!」 近くにあったボウルにぼやけて映る 僕の脚を広げたところに伊織の手が近づいてきて...... あっ!はぁっ、んんっあっあ、あ、んっ 指が挿っていくところがモロにっ! 視界と感触のダブルパンチ 「なお、少し力を入れてイチゴを潰して?」 いっ!んんんっん、うぃっあっ!んんーっ ジュッジュッとサラサラした熱い液が流れてくる 「ん、上手。指が入った。掻き出すよ?」 イチゴのつぶつぶした表面が壁をざらざらとなぞりながら降りてくる 「あっ!あぁぁぁっ!いおりぃっ」 ピュシャッ、クチッと音がした 「練乳いらなかったね」 白濁した液のかかった潰れたイチゴが、伊織の口の中に入っていく 「やっ!きたなっ食べちゃ、だめぇっ......!」 力一杯の制止もむなしく 「ん、甘くて美味しいね。なお」 なおは、天才だよなんて言いながら残りの夕飯の支度をしてくれた旦那様でした

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