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追いつめられる
ベッドの上から失礼します
皆さま
僕は今ピンチです
「い、伊織?なんで近寄ってくるの?」
「なぜ?いや?」
「......いや、じゃ......ない」
ジリジリ追い詰められてトンと背中が大きなベッドのヘッドボードに当たる
「!」
捕まった~
「ドレスは、脱がしにくくない...で、か?」
「花嫁を剥けるなんて光栄ですね」
「......」
は、花嫁!あ、僕のことか
こうなったら!
ポスッと自ら伊織に突撃
「なお?」
ついさき程の態度の違いを問う伊織の声
「優しく、剥いてくださいね?あなた」
ウキャーー!素面は、恥ずかしーです!
「っ......ええ、いただきますよ。美味しくね」
肩口に埋めた顔をあげると心なしか少し頬を染めた旦那様のお顔が!
鼻血ものです
「伊織!」
「なお、見ないで下さい」
片手で目元を覆われる
「やだっ可愛い、伊織」
「なお、覚悟してくださいね?」
「えっ?」
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