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きっかけー①
水を持って部屋へ戻ると男(隼人)は規則正しい寝息たてながら、寝ていた
そんなに遅い時間でもなかったが、早い時間でもなかった
朝にでも飲むだろうと思い、水をベッド近くの机に置いて部屋をでた
10:45頃・・・・・ 別の部屋の机の上で目が覚めた
ふと男が気になり、部屋へ見に行くことにする
部屋の前に着くとゆっくりドアノブに手をかけ、扉を開く
「あれ?いない?」
なんとなくホッとして、水を置いていたところに向かう
コップの中の水はなくなっており、代わりに文字の書いたメモがあった
そこには
“ 昨日はありがとう お詫びとお礼がしたいから連絡して ”
と電話番号と共にとてもきれいな字で書かれていた
うーん、どうしよう 悪い人ではない気がしなくもないからな・・・
・・・よし!気が向いたらしよう!
そう思い、電話帳に登録する
はっと時計をみる
やばっ!急がないと!!
慌てて仕事に行く準備をした
昨日言ったように僕は高校生だが、普通の高校生ではない
去年から学生と共にもう一つの仕事をしている
まあ、趣味から流れ的になったものだけど・・・
今日はそれ関係の仕事だ
少し目にかかって鬱陶しい髪を軽く右にながし、
ピン留めで×印に留め、左に残っている髪を軽く後ろへながす
これが僕の仕事モードへ変わる合図
「よしっ!準備完了!!今日も勝つ!」
“俺”はそう意気込み家を出て、テレビ局へ向かった
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