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「気持ち()くて勃てたんだろ?」  浩也によって上下に扱かれ、抗いたくても体が言うことを聞いてくれずに日向は喘ぐ。 「ぁあっ! あぅっ!」 ――怖い……怖い。 「ヒナが気持ち悦いって認められたら()かせてやるよ」  耳を舐めながら囁いた彼がバスローブの腰紐を解き、直にペニスを握り込んできた。  いつもは自慰を強要されるから羞恥に体が熱くなるけれど、初めて他人にされる快感に、心を裏切り体がのめり込んでいく。 「あうぅッ……ふ…ぅん」 ――気持ち……いい。  無意識のうち、拙く腰を動かし始めた日向の姿に浩也はニヤリと口角を上げた。 「ヒナ、気持ちいい?」 「……きもちいい」 「それは良かった」  小ぶりなペニスから手を離すと、日向の体がピクリと震える。  そして、たまらないといったように動いた日向の手首を掴めば、「あっ」と小さな声を出してから振り返ってこちらを見た。 「……なん…で?」 「()きたいなら、言うことを聞ける?」  尋ねれば、華奢な体を震わせながらも素直に頷く。 「俺とのセックスを覚えるために、これから一週間外に出さない。その間、俺には絶対逆らわないこと。分かった? ヒナ」  今までアナルを使わなかったのは、次の日学校を休まれるのが面倒だからだった。  この夏休みは盆まで予定が無いと日向は言っていたから、存分に楽しめそうだと考えながら、日向のペニスに手を伸ばす。 ――一度くらいは普通に達かせてやるか。 「っあッ……あふぅッ」  そのまま数回扱いてやれば、日向は呆気なく白濁を放った。  精液の付いてしまった指を口元へ移動させると、舌を出してチロチロと舐める。 「いい子だ」  褒めるように唇をなぞり、耳たぶを甘噛みすれば、日向の口から吐息が漏れた。

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