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番外編3【罰】

★作品内容★ 浩也×日向 夏休み最初の10日間の2日目 鬼畜、拘束、暴力、スカ(小)、道具、射精管理を含みます。 ほとんどエロです。 苦手な方はすみませんがお戻り下さいm(__)m  *** 「う……うぅっ」  身体中が悲鳴を上げている。  アナルの中にはローターが前立腺に当たるように挿入されていて、遠隔操作の出来るリモコンは傍らにいる浩也の手の中だ。 「……ごめんなさっ……ゆるしてっ」  今、日向はリビングテーブルの4つの脚にそれぞれ手足を拘束されており、さらには首輪から伸びたチェーンがテーブルの下を回され首を固定している。  仰向けに(はりつけ)られた日向は懸命に哀願するが、返されたのは冷たい微笑みだけだった。 「今度はちゃんと逃げないで出来るか?」 「………やります……だから、ゆるして」  日向が必死で許しを乞うと、浩也は笑みを深くする。 「いいよ。だけど、罰はちゃんと受けないとな」 「っいやあぁッ!」  浩也が出力を最大にしたその途端、日向の体が奇妙に跳ねた。  手足と首とを拘束している鎖がガシャガシャと音を立てる。  与えられる愉悦を必死に逃そうとして日向は足掻くが、そんな動きを封じるように、勃ち上がってしまったペニスをソファーに座ったままの浩也が手を伸ばして握り込んだ。 「ぁああっ!」 「気持ちいい?」  尿道口へと爪を立てられ、痛みと快感に日向は体を震わせる。 「こんなになってるのにイケないなんて、可哀想にな……ヒナ」  可哀想なんて微塵も思っていないような声音で告げられ、吐き出すことの出来ない苦しみに涙を流す。勃ちあがったペニスの根本にはコックリングが嵌められており、カリの部分には赤いリボンを結ばれていた。  そんな日向の姿はかなり滑稽だが、見るものによってはペニスがヒクリと動く度、揺れるリボンが扇情的に映るかもしれない。  昨日、浩也の家を訪れてからは前立腺ばかりをひたすら攻められて、日向はそこへの刺激だけで達することができるようになった。  次に浩也が求めてきたのはバイブを使っての自慰だったが、渡された黒いバイブは今まで使用されていた物より一回り以上大きくて。 『む……むりです。こんなの入らない』  挿入しようと試みたけど、怖さが先だって無理だった。 『あうぅっ!』  途端、浩也に頬を打たれた日向は体をビクリと竦ませる。 『言っただろ? 無理は聞かないって。仕方ない、最初だから入れるだけはやってやるよ。ほら、よこせ』 『っやぁ!』  手を差しのべながら告げてきた浩也に、頬を打たれた痛みと恐怖に怯えた日向は、パニックになり逃げだした。  ドアを開けて夢中で玄関へ向かうけれど、ふらつく足が縺れてしまい――。 『ぁぐうっ!』  廊下の途中、首輪から伸びた長いリードを浩也に踏まれ、思いきり仰け反った日向はそのまま後ろに倒れ込む。 『逃げちゃダメだろ。ヒナ……しかもそんな格好でどこ行くつもり?』 『……ごめんなさいっ、ごめ…あぅっ!』  日向はこの時、首輪に繋げられたリード存在をすっかり失念してしまっていた。  踏みつけていたチェーンを手に持った浩也は酷薄な笑みを浮かべると、体勢を立て直す事も許してくれずにそれを引っ張る。 「ヴッ……うぅっ」  苦しさに喘ぎながらも、首輪と首との隙間に指を差し込んで気道を確保した日向は、這うような格好でリビングまで引き摺られた。

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