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第42話 冬休みの憂鬱 3
近所のスーパーマーケットで夕飯の買い物をして家に帰ると、すぐに榛がキッチンに立って野菜を洗い始める。
「ほんとにカレーでいいの?合宿みたいじゃね?」
「いーのいーの!カレー食いたいから!いっぱい作っといて~」
多めに作ってもらえば、2、3日はメシの心配いらねーしな!
ソファに寝転がってテレビを観ながらボーッとしていると、睡魔が襲ってきて、いつの間にか寝てしまった。
「んー・・・ん?」
クチュクチュと濡れた音と下半身に感じる擽ったさで目が覚める。
「は、榛!?なに!?」
後ろから抱えられる様に榛の膝の間に座らされていて、寝ている間に弄られていたらしく、俺は前をガッチガチに勃たせていた。
「あき、すぐ寝ちゃうんだもん。俺がせっかく夕飯作ってんのにさ。家政婦かなんかだと思ってない?ほんと酷いよね」
「ごめん、あっ・・・もう、カレーできた?」
「まだ。今煮込んでるとこ」
「んっ・・・そ、そ・・・か」
話している間も、俺のものを握った榛の手が上下を繰り返して、どんどん気持ち良くなってしまう。
「・・・っ、ぅ・・・ん」
「あき?もうイキそ?」
「・・・、うん・・・ぁ」
やば、もう出そ・・・
目をぎゅっと閉じて、榛の太股に置いた手を握りしめる。
「いぎっ!!」
張り詰めた先端に、突然ビリッとした痛みが走って、俺は目を見開いた。
「あ、あ、なに・・・、これ・・・いた・・・」
「痛い?でもすぐ気持ちよくなれるよ、あきなら」
自分の勃ち上がった男性器の先に突き立てられた、銀色の細い棒の様な物・・・
見た目のエグさも去ることながら、ズキンズキンと尿道に走る痛みで膝が震えてくる。
「は、はる・・・?ちょ、これ・・・こわ、い」
「大丈夫。ちゃんと消毒してあるしジェルもたっぷりつけといたから」
いや、そういう事じゃねんだけど・・・
「な、んなの?コレ、痛い・・・」
「これ?ブジー知らない?尿道拡張すんの」
尿道拡張・・・・・・・・・え!?
「待って!なんで・・・」
「あきの前立腺、後ろからだけじゃなくて、前からも開発しようと思って」
恐る恐る振り返って、榛の顔を見る。
目が合うと、榛は悪びれた様子も無くニコッと微笑む。
その笑顔に、何故か恐怖を感じてしまう。
「やだ、こわ・・・ちょ、だめ!抜け!ひぎゃっ」
抜けと言ったのと同時に先だけ入っていたブジーがさらに深く差し込まれた。
痛みを通り越して尿道が焼けるように熱くなって、下半身の震えが止まらず涙が零れてくる。
抵抗したいのに力が入らなくて、ただ榛にされるがままの自分の体がもどかしい。
「榛っ、やだぁ・・・熱、あ、あ・・・」
「ゆっくりするね。怖いなら見ないで」
後ろから榛の大きな手で両目を覆われて視覚を奪われた。
ゆっくりゆっくり尿道にブジーを抜き差しされて、熱くて痛くて息をするのも苦しくなってくる。
「ちゃんと息して。もうすぐ気持ちよくなるから」
「はぁっ、はぁっ、あ、あ、・・・ぁ、あっ?」
深くまで入ったブジーの先が尿道の奥を刺激して、次第に痛みは言い様のない快感に変わってくる。
「あん・・・あ、ぁあ・・・榛っ、は、る」
「あき気持ちいい?」
「あ、き、気持ちい・・・・・・あ、ぃあっ、もう、イキた・・・」
ブジーで塞がれていて、イキたいのにイケない。なんとか体を捩らせるが、それさえも快感を助長させるだけだった。
「あっ!あ・・・あん・・・んっ、んんっ!」
「またカライキしちゃったんだ?ほんっとマゾの才能有りすぎだね、あき」
両目を覆っていた榛の手が外されて、今度は口元を覆われて声を奪われた。
「ちんこ、真っ赤になっちゃったね、かわいそ」
ブジーが入ったまま、亀頭を指で擦られて叫びたくなる程熱くて痛くて、気持ちいい。
「~~っ!・・・~っ!・・・」
「カワイイね、あき。大好きだよ」
ブジーを引き抜かれて、びゅるっと吹き出た精液がリビングの床を汚す。
榛に口を塞がれたまま、行き場のない声と共に俺の意識がどこかへ行ってしまうのを感じながら目を閉じた。
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