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第15話 5 ✼

僕を強く抱きしめた後、再び身体を起こして僕を見る。 祥吾さんに熱く見つめられて、僕の身体が震える。 祥吾さんが、僕の首から下に向かって、人差し指でツーっとなぞった。乳首をかすめ、ヘソの窪みをくすぐり、硬く立ち上がって震えるモノにたどり着くと、手のひらでキュッと握りしめた。 「あっ!やぁ…っ」 「はぁ…、エロいな…。雪、どうして欲しい?」 「あぅ…、うしろ…触って…ほし…。けど、洗ってないから…、あっ、ためぇっ」 僕が顔を上げて話していると、祥吾さんがいきなり僕の太ももの裏を押し上げて、後ろの孔をペロリと舐めた。 必死に身を捩るけど、ガッチリと足を押さえつけられて動けない。僕はただシーツを掴んで、高い声を上げることしか出来なかった。 祥吾さんの熱い舌が、蕾のシワを伸ばすように丁寧に動く。充分にふやけて、孔がピクピクと収縮しているのが自分でもわかる。その孔に、祥吾さんがツプリと指を挿し入れた。 「あっ、あっ、も、いいからぁ…入れて…っ」 「はあっ…、ちょっと待て。雪を傷付けたくないから、まだだ…」 「んぅっ、もぉ…いいのにぃ…」 抗議の声を上げる僕の口を祥吾さんが塞ぐ。僕のお尻の孔を舐めた舌だとかを考えられないくらいに、夢中で舌を絡ませた。 知らないうちに三本に増やされていた指が、柔らかく広がった後孔から抜かれる。 身体を起こした祥吾さんが、ガチガチに硬く反り返った自身にローションを塗り込んで、僕の後孔にグッと押し当てた。 「雪、愛してる…」 僕を抱きしめて耳元で囁きながら、祥吾さんの硬く大きなモノが、ゆっくりと入って来る。 ハクハクと短く息をする僕の顔中に、祥吾さんが柔らかく口づける。肌に触れる祥吾さんの唇が心地よくて、うっとりとしていると、僕のお尻に柔らかい毛の感触がした。

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