3 / 223
第一章・3
暗く冷たい体育倉庫が、次第に熱くなってゆく。
「あぁ、たまんねぇ。おい、出したら全部飲めよ」
喉奥に突き入れられるβのペニスは、駿の小さな顎では咥えきれないほどに猛々しくなっていた。
唾液が流れ、顎をつたう。
「ッ、出るッ!」
途端に、大量の精液が瞬の咥内を襲った。
むせながら、喉を動かし全部飲み干した。
「……ふぅ」
「余裕かましやがって、このΩがぁ!」
いきなり、頬を叩かれた。
言うとおりにしたのに殴られるなんて、理不尽だ。
ともだちにシェアしよう!