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第一章・3

 暗く冷たい体育倉庫が、次第に熱くなってゆく。 「あぁ、たまんねぇ。おい、出したら全部飲めよ」  喉奥に突き入れられるβのペニスは、駿の小さな顎では咥えきれないほどに猛々しくなっていた。  唾液が流れ、顎をつたう。 「ッ、出るッ!」  途端に、大量の精液が瞬の咥内を襲った。  むせながら、喉を動かし全部飲み干した。 「……ふぅ」 「余裕かましやがって、このΩがぁ!」  いきなり、頬を叩かれた。  言うとおりにしたのに殴られるなんて、理不尽だ。

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