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第一章・5

「いいんじゃね? 肉でできたオナホって思えば」  どっ、と笑いが起きた。  辱められる駿は、ただ耐えた。  泣きたい。  でも、泣けない。 (泣いたりしたら、この人たちを欲情させるだけだ)  じっと耐えて、荒々しい抽挿を受け止めた。 「あ、スキン付けるの忘れた」 「えっ」  βの言葉が終わらないうちに、生温かい精液が駿の体内を穢した。  やだ。  妊娠したら、どうしよう!

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