181 / 223
第九章・4
一緒に、バスでくつろごう。
そんな伊織の言葉を、駿は冗談と思っていたので、いつものTシャツと短パンで浴室へ入った。
「駿。君は着衣のまま、浴槽に入るつもりか?」
「え!?」
たちまちのうちに、素裸にされた。
「たまには私が、駿の背中を流してあげよう!」
「伊織さま、やめッ! く、くすぐったいです! それに、そこは背中じゃありません!」
ソープを泡立て、二人で互いの性器を弄った。
「駿、そろそろ降参じゃないのかな? 脚が内股になっているぞ?」
「も、ヤだ。伊織さま、そこ、ダメぇえ……」
もう少し。
あと少しで……。
ともだちにシェアしよう!