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「い …ぃあぁぁぁっ止め、ぃっ…」
ぐち ぐち とアナを攻め苛む一方で、汰紀の指は膨らんで震え立ち上がる棹の根本をきつく押さえていた。
出るように促される一方で熱を塞き止めるその行いに、侑紀は啜り泣いて首を振る。
「た、いき…もぅ…っ」
「もう?何?」
「……勘弁 してくれ…」
貫かれる事をねだるのではないその声に、無遠慮にナカを犯していた指が止まった。
ひくりと、しゃくりのように肩を震わせて息を整える侑紀を待ってから、促すように首を傾げる。
「 オレの、せ 生活、全部台無しだ… こんな…体にもなった。もう、い…いだろ?今までの 人生全部壊されたんだ…もう 解放してくれ…」
汰紀は答えず、ただ兄の体内でふやけた指を引き抜き、その指先に視線を移す。
燻り続ける淫らな律動を逃すために、侑紀は小さく呼吸を繰り返した。
「いいよ」
そう答えが返る。
あっさりとしたその返答に侑紀が反応する前に、汰紀は侑紀を畳の上へと押し倒し、スラックスの中から固くいきるモノを掴み出して蕩けた入り口へと宛がった。
ぬるぬると、先端を菊の花に押し付けながらにっこりと笑う。
ぬ…と先端が入り込んだ。
「あっ ぁっ!」
「いいよ、出して上げる」
兄のナカを穿ったソレは、勝手知ったるとばかりに最奥を突いては徒にぎりぎりまで引き抜かれる。
パシンッと肉の当たる音が耳を打つ。
「俺の子供を孕んだら…ね?」
肌のぶつかる音に掻き消されかけたその言葉に、侑紀ははっと目を見張った。
「兄貴がこうやって俺に犯されて、ナカを精子で一杯にして、イイトコロに擦り付けたのが兄貴の細胞と混ざって…俺の子供が出来たら 出して上げる」
艶然と笑う顔に、ぶるりと体を震わせた侑紀は、激しく突き上げ続ける汰紀に向かって首を振った。
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