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「近所にきちんと挨拶して、町内行事に参加して、ゴミも日にちを間違えずに分別して出す。税金も払って交通違反もない。そんな一般人が警察の世話になるわけないだろ?」
ごそりと取り出された一物は、すでに侑紀のナカに入る気が満々で…
しかし侑紀自身も指を差し入れられただけで潤い、迎え入れる準備は出来てしまっていた。
「んっ…人ひとり囲って、普通な訳ねぇ、だ ぁ…」
先端で入り口を擦られ、言葉が途切れる。
「もう少し、甘い言葉を言えないの?おねだりとか…」
「漫画読みたい、…ゲー ム…したい…、テレビ見た、ぁ、っ!!」
「ダメだよ、二次元でも…兄貴が俺以外を見るなんて許せない」
顔を押さえ込まれ、左目に再び舌が迫るのを見て慌てて首を振った。
「じゃ、じゃあ……箸が欲しい」
ん?と片眉を上げる汰紀を押し返しながら、
「 あんな、…赤ん坊用のスプーンじゃ 食べた気しない」
押すとふにゃりと曲がるそれは、噛みきれないグミにも似ており、それを使って食事をする際にはイライラが募る。
「ダメだよ」
「んでだ!?箸に惚れたりなんかしねぇぞ!」
つい…と指先が、欲を孕んで微かに染まった目の縁を撫で、端整な顔が皮肉げに笑う。
汰紀はずぶ と腰を沈めながら口を開いた。
「自害なんてされたら堪ったもんじゃないからだよ」
「じ…が……?箸なんっ んっ…かで、出来るか、よ…」
ナカを踏み荒らされていく圧迫感に息が途切れた。
「人間、やろうと思えば何でも出来るもんさ。兄貴を捕まえて、俺だけの物にするのも…出来たろ?」
「はぁ っ…ぅう… お前の、物 なんか、じゃな、いっ!!」
そう言うも、汰紀のソレを根元まで飲み込んだソコはひくりと動いてもっと奥を突けとねだっているようだった。
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