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第12話

 男は、ジュリアンの履いている白いひらひらしたドロワーズの腰紐を解いて、下半身を剥いで丸出しにさせた。 「いい尻だ」 男は、そう言って、ジュリアンに、すべすべした丸い尻を突き出させた。男は、指にオリーブ油をつけると、ずんずん尻穴に突き入れた。 「入るじゃないか。え?」 男はジュリアンを組み伏せながら、ジュリアンの顔を見て言った。 「だいぶやってたんだろう?」 男は下衆っぽい笑いを浮かべて聞いた。ジュリアンは答えられなかった。男のモノが突き入ってきたからだ。 「おお、すごい。お前、小僧のくせにすごいな」 男は、ジュリアンの身体に、すぐに夢中になったようだった。ジュリアンの身体の背後で、男は何度も飽きるまで往復した。男が動くたびに、ジュリアンの着ている白い簡素なシュミーズの裾がめくれあがった。男は、行為が久しぶりだったのか、元々精力旺盛な性質なのか、飽くことがなかった。  ジュリアンを四つん這いにさせて、まず一発ジュリアンの中に放つと、次にジュリアンを仰向けにして、脚を広げさせて突き入れた。男は、仰向けのジュリアンの両足首を左右に広げ、高々とあげて両手で握った。 「この体位だとチンポが丸見えだから興ざめかと思えば、そんなことはないな。男とわかっても、お前ならいけるよ。お前の顔が苦痛で歪むのが楽しくてたまらない」 男は、そう言いながら、また何度も身体を往復させた。

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