13 / 31

第13話

 男が、ぐいぐいと突き入れるたびに、ジュリアンは苦痛に顔を歪めた。男は、どんどん獣のようになっていった。 「ああ、たまらない拾いものだ」 ジュリアンの顔は男の唾液でベタベタになった。男はジュリアンと向かい合わせで座って、ジュリアンを上にして、腰を自分で動かさせた。 「淫乱な小僧だ。少女のシュミーズなど着て、一丁前に自分で腰を動かしてやがる。この年で肛門性交の味をしめているとは」 男は舌なめずりした。 「さあ、もっと自分で好きなように動け、自分でいいところに当てて、喘ぎ声をあげて、乱れてみせろ」 男は仰向けに寝転び、ジュリアンを騎乗位にさせた。男が、ジュリアンの腰を軽く両手で支えてやると、ジュリアンは、弾むように腰を動かした。 「おお、淫乱小僧め。感じてやがるな」 ジュリアンが弾むたびに、ジュリアンの小さなペニスがシュミーズの裾を持ち上げていった。 「んっ、んっ」 ジュリアンは、がんばった。おじさん見て、ジュリアン、上手でしょ? ジュリアンのことギュッとして。ジュリアンのことだけ見て。 「おお、いい」 「あっ、ああんっ」 「そうだ、もっと喘げ」 男は、ジュリアンの中にたっぷりと射精した。ジュリアンの肛門からドロリと液が垂れた。 「こいつはいい」 男は、男の友人や知り合いを連れてくるようになった。そして彼らから金をもらい、ジュリアンの裸を見せたり、いやらしい振る舞いをさせたりした。果てには、ベッドで寝ることまでさせた。

ともだちにシェアしよう!