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第6話 もしも‥part1
もしも、榊原伊織が勃起しなくなったら…
榊原は愛する妻に手を伸ばした
康太は榊原のぬくもりに触れ、甘える様に擦り寄って来た
榊原は康太を強く抱き締めた
康太を手にすると……
押さえきれない欲望がフツフツと溢れ出す
「……康太……」
康太の名を呼び……康太の顎をあげ執拗な接吻を送る
隙間もなく抱き締める
康太の躯を弄ると、康太は甘く鳴いた
「………ん?………」
康太は榊原の股間に手を伸ばした
そこは………
フニャフニャのままだった
「………伊織……オレに飽きた?」
康太が涙で濡れた瞳を向けた
「飽きたりなんかしません!
勿体ない!」
「………なら……」
あんで………フニャフニャのままなんだよ
康太はニギッと握り締めた
「…痛い……康太……力を緩めて…」
榊原は涙目になった
「………オレ………
フニャフニャの伊織のが硬くなるの好きなのに……」
「……康太……僕……どうしちゃったんでしょう……」
榊原は涙目で康太を見た
榊原の方が辛いのだ……
康太は気を取り直して……
「……伊織…体調悪かったんだよ……明日になれば勃起する…」
「………体調は悪くはないです……
明日になっても勃起しなかったら………康太は僕を捨てますか?」
康太は榊原を強く抱き締めた
「おめぇが永久に勃起しなくてもオレは伊織の側が良い!
未来永劫……青龍の傍に……
それしか 願ってねぇよ!」
「………康太……君の中に挿れたいです……」
………そう言い自分の股間を見た
フニャフニャで良い子に眠っている榊原のペニスが……そこに有った
榊原は肩を落とした
「………使い物にならなくなったら……死んだ方がマシです…」
「……伊織……大丈夫だ!」
康太は榊原のペニスをサスサス撫でた
摘まんで勃たせる
……………フニャフニャと寝てしまう
柔らかい……
康太は頬を擦り寄せた
「………呪い……ですかね?」
「………誰の?」
「………解りません……」
「………有名なる元サッカー選手もインポの治療をしていたやん……」
「………あれは……本人がEDと言う訳じゃないですよ?」
「オレはお前が生きて側にいてくれれば……生きていける」
「………僕も君がいてくれれば……生きていけます…」
「……伊織……」
「……康太……」
2人は強く抱き合った
二人の前に黒龍が姿を現した
「……すまん青龍……
お前に渡した薬……精力減退する薬だった……
滋養強壮剤はこっちだった……」
謝りまくる黒龍を、尻目に……
康太は大爆笑した
榊原は……全裸のまま黒龍の前に立った
「……兄さん……炎帝を手にしても勃起しませんでした……
僕はこのまま……勃起しなくなってしまったのか……苦しんでました……」
プルプル怒りに震えて榊原は黒龍に訴えた
全裸の榊原の股間は……
大人しく寝ていた
黒龍は……榊原に小瓶を渡した
「……これは滋養強壮だ
これで……炎帝をあんあん言わせれると想う……」
康太は真っ赤な顔をして黒龍を睨み付けた
榊原は小瓶をグビッと飲むと
股間を見た
元気な榊原Jrはグングンと成長を遂げた
「……こうでなくっちゃ!」
榊原はペニスを握り締めてニコッと嗤った
黒龍は危ない……と
「またな青龍、炎帝!」
と言い姿を消した
榊原は康太を押し倒し……
甘く鳴かせた
少し……勃起しなくても良いってば!
康太は心の中で叫んだ
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