19 / 163

第19話 春

フンフン イオリは鼻息荒くコオに近付いた コオは後退った…… 「……イオリ……どうした?」 「血が漲る春ですコオ」 フンフンと鼻息荒く…イオリは言った 「……春……それがどうたんだよ」 「欲しくなりませんか?」 「……なっ……何を?」 「盛りの季節です 僕は盛りの季節に関係なく出来ますけどね でも盛りの季節は血が滾ります」 「………感じないよ?」 「………君は僕より……大人ですよね?」 「…………悪いかよ!」 コオは怒って、そっぽを向いた イオリはペロペロとコオを舐めた 「怒らないで……コオ」 「オレ……出来損ないなのかな?」 「違います!」 コオが春になって目の色変えて…… メスの後なんて追ったら…… 嫌だ! そんなの絶対に嫌! 「………コオ…お願いだから…… 僕だけ愛して……」 イオリはコオの前に項垂れて……泣いた コオはイオリをペロペロと舐めた 「……コオ……」 「あんだよ?」 「……舐めてくれるなら…… ココ……舐めて……」 イオリは寝そべって……… いきり勃った性器を見せた 「コオ、舐めて、舐めて…」 尻尾をマックスまで振りまくり……イオリは懇願した コオは顔を真っ赤にした そして……ペロペロと……性器を舐めた 「 コオ!」 イオリがフンフンと興奮する イオリは起き上がるとコオの背後に回り コオのお尻の穴に挿入した 「……きゃん……きゃん……きゃぁぁん……」 コオが甘く鳴く 春 動物が活動的になる春 飛鳥井の家の………二匹は…… 春を謳歌していた 応接間にやって来た康太は犯りまくる二匹の犬を見て…… 「伊織……散歩に行く前にカロリー消費してるわ」 康太はそう言い笑った 「………本当に……お人好しの顔して……獣ですね……あの犬は…」 「伊織と変わらねぇじゃんか!」 康太は爆弾発言した 「僕の何処が! あの年中発情期と変わらないんですか?」 榊原は康太を抱き締めた 「………伊織…」 「散歩どころじゃないですね… 康太、僕達も一つに繋がりに行きましょう!」 榊原はフンフンと鼻息荒く康太を寝室に連れて行った …………恋する春を楽しんで下さい

ともだちにシェアしよう!