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第20話 初日の出

「伊織、初日の出見てみぇな」 康太が言うから榊原は、康太の願いを叶えてあげるべく奔走した 「康太、ロイヤルパークホテルに予約入れました」 尻尾をバッサバッサ振って榊原が言う 「………え?初日の出……だよな?」 「ロイヤルパークホテルのベイブリッジ見える方の部屋に泊まれば朝陽は見えます」 「……大桟橋で……」 朝陽を見に行こうと想っていた 「姫始めしつつ、朝陽を見れますからね 一石二鳥とは、この事を言いますね」 …………朝陽…… 見れない確率の方が大きいかも…… 飛鳥井の家で年越しをしてから、ロイヤルパークホテルに向かう フロントに鍵を貰いに行って部屋へと行く 榊原は足取り軽く…… 寝室のドアを開けた 「康太、初日の出は6時50分位です それまで……ねっ……姫始めしましょう!」 ……やっぱりそう来るか…… さっさと康太の服を脱がして、榊原は康太を押し倒した 「伊織……服……」 榊原はまだ服を着たままだった 「脱がして…… 君が欲しいなら食べても良いですよ?」 「本当?」 「ええ。脱がして下さい康太」 康太は榊原の服を脱がしに掛かった 康太の性器は既に勃ち上がっていた 榊原の手が康太のそれに触れようとすると……… 康太はそれを押し止めて服を脱がせた 上を総て脱がして、ズボンに取り掛かる ベルトを外して前を寛げると…… 榊原は協力した 腰を浮かして脱がせやすくした 康太は榊原のズボンと下着を取り去ると…… 勃ち上がっている性器に手を伸ばした ゴクンッと康太は唾液を嚥下した 榊原の肉棒は先走りで濡れていた 康太は亀頭の先っぽにキスを落とすと口に咥えた ジュルッ……チュパッ……と湿った音が部屋に響く 「……康太……跨がって…… ねっ……お尻をこっちに向けて…」 榊原が哀願する 康太は榊原に跨がってお尻を榊原の方に向けた 榊原は双丘を開いて、お尻の穴に口吻た 指と舌で、康太の蕾を解す 康太は榊原の性器を舐めながら……堪えきれずに…… カリを甘噛みした カリの下のイボイボを歯で甘噛みして舐める 榊原の性器が硬く聳え立った 「……康太…君の中に……」 「ダメ……食べて良いって言ったのは伊織じゃんか…」 「……イクっ……なら飲んで下さい康太……」 榊原のエラか開き硬さを増すと、亀頭のお口から…… 精液が康太の口めがけて飛び出した 弾けた白濁を口で受け止め…… 康太は全部飲み干した 亀頭の割れ目に舌を挿し込み更に吸っていた 榊原は康太を離すと、膝の上に乗せた 康太は榊原に執拗な接吻を送った 榊原の口の中に… 自分の精液の味が広がった 「君のお口……僕の味がします」 「全部飲んだ…」 「良い子ですね なら下のお口にご褒美をあげます」 榊原は康太の秘孔を狙って下から康太を貫いた モグモグと康太の秘孔が、榊原の肉棒を咀嚼していく 「……ぁ……あぁぁっ……伊織…」 苦しさに康太は榊原に縋り付いた 「もう少し我慢して……カリの部分は入りました……後少し…」 榊原は一気に根元まで挿入した 康太が馴染むのを待って抽挿を始める 康太は感じで仰け反った 「……あぁ…ココに伊織がいる…」 康太はお腹に手を当てた ヘソの少し先まで榊原が入ってると康太は訴えた 榊原は康太の乳首に吸い付いた 美味しそうに尖った乳首に榊原が吸い付くと…… 腸壁が榊原に搦み着いて離さなくなる 康太の首に……無数の愛の証を刻み込み…… 榊原は姫始めを堪能する 康太は意識朦朧となりながら…… 「……伊織……朝陽……」 と訴えた 「朝陽が見えたなら抜いてあげます だから後少し……」 榊原は康太の奥深くに…熱い飛沫を飛ばした この日見た初日の出は…… やけに赤かった いや……黄色かった…… 「………朝陽が出ちまってるじゃねぇかよ!」 康太は怒ったが…… 榊原は「愛故です許しなさい」と笑っていた 明けましておめでとうございます 本年も宜しくお願いします     飛鳥井康太     榊原 伊織

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