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第44話 コオ 元気になる

コオは元気に走っていた 『コオ……走らないで…』 心配性の恋人が傍に駆け寄る 『大丈夫だよイオリ』 『もう苦しくないですか?』 『お-!もう大丈夫だ!』 『これからはドッグフード以外食べないで下さいね!』 『………解った…』 コオはくしゅんと項垂れた 子供の持ってるチョコは甘い匂いでコオを誘惑した 誘惑…… あんなに上手に誘惑出来るなんて……羨ましいぞ 俺なんて…… イオリを誘惑なんて出来ないのに…… イオリ…… こんなに男前なのに…… 俺の何処に惚れたんだろ? イオリ…… イオリ…… 俺……お前に惚れすぎだ こんな男前が俺を好きだなんて…… 信じられない…… 『コオ……どうしました? お腹痛いんですか? 拾い食いなんてしてないでしょうね!』 ムカッ…… 拾い食いなんてしてねぇよ! コオはプンっとそっぽを向いた 『コオ……何か気に障る事言った? コオ……機嫌を直して下さい』 コオはスタスタ歩いて行った イオリをコオを追って走った 「おい!てめぇら!走るな!」 飼い主の康太が怒ると…コオは大人しく歩いた 「康太、怒らないの」 「だってよぉ伊織」 「唇尖らせてるとキスしちゃいますよ?」 榊原は笑った 康太は真っ赤な顔をした コオは飼い主康太を見た 口では怒ってるけど、飼い主康太は伊織を愛してる それが解る 愛だよな やっぱ愛だよな…… 飼い主康太は伊織の……太いの舐めてた…… 俺も頑張んなきゃ…… コオは丸くなっていた 夜も更けて、応接間は誰もいなくなった イオリはコオを舐めていた 愛情込めて舐めていた コオはムクッと起き上がった 『どうしたの?コオ?』 『………俺……舐める…』 『………え!……何処を……』 驚きつつも…… 尻尾はバッサバッサ振っていた 期待に満ちあふれて…… 尻尾が止まらない コオはイオリの股間に顔を近付けると…… ペロペロ舐め始めた コオが舐めてくれるのは初めてだった 体は舐めてくれる でも……股間は……1度も舐めてくれなかったのに…… コオはペロペロとイオリの性器を舐めた あへぇ~とした締まりのない顔で…… イオリは感じていた 『……コオ……気持ちいいです』 『……へ……下手じゃない?』 『へ下手じゃないです……ぁ……イキます……キュ~ン』 イオリはイッた お口にイオリの精液が飛んで来て……コオはむせた 美味しくない…… まずい…… 味がついてれば良いのに…… イオリはコオの顔をペロペロと舐めた 『コオ……無理しなくても良いです…』 『舐めたかったんだ……』 『嬉しいです……幸せです…』 イオリはコオに覆い被さると…… 挿入を始めた コオのお尻の穴にイオリの性器が…… 入り込んで行く コオは体躯の力を抜いた 全部入るとコオは息を吐いた イオリは腰を揺すった 『君の中が一番気持ちいいです……ヮン……キュン…』 コオの首筋を甘噛みすると、コオの力は抜けた 『キュン……キュ……ンンンッ……キュン……』 コオは喘いだ 気絶するまで……コオはイオリにガシガシ腰を揺すられた コオは何度も……射精して……意識を手放した イオリはコオの中から抜いて……ペロペロと舐めた 君が一番美味しい 何度も耳元で囁いた こんなに液だらけで…… 明日……飼い主伊織……怒るかな? 飼い主康太が食べられていたらご機嫌なんだけどな…… コオを舐めながらイオリは考えた 飼い主康太…… 美味しく食べられていて下さい そしたら明日…… 掃除の後……怒られなくて済むな…… コオ 治って良かった コオ 愛してます

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