80 / 163

第80話 花火

7月18日 午後7時半 横浜スパークリングトワイライトが開催された 榊原は土曜とあって会社を休んだ 土曜は康太とだけ花火大会に行き 日曜は家族でホテルを借りて花火大会に行く 榊原は早めに夕飯を取ると、康太に浴衣を着せた 康太に浴衣を着せ終わると、自分も浴衣を着た 康太は……着付けが終わると榊原の浴衣の裾を捲り上げた 「………康太……積極的ですね」 「……あんで伊織はパンツはいてんだよ?」 康太に浴衣を着せる時 榊原は全裸にして、その上から浴衣を着せた だから浴衣はパンツをはかないもんだと想っていた だが……榊原は全裸にはならなかった パンツをはいていたのだ 「僕のは大きいので裾から見えたら君がヤキモチを妬くので……隠してるのです」 「………ならオレのは見えても良いのかよ?」 「大丈夫です! どんだけ暴れても君のは見えません」 それは小さいからだと…. 暗に言われ康太はフンッとそっぽを向いた 「………どうせオレのは小せぇよ……」 「違います 君のは誰にも見せる気がないので安心して下さい」 ………康太は口では勝てないと想い黙った でも……ズルい 自分はボクサーパンツはいてる癖に…… 何か……スカスカ……変な感じ…… 真贋の着物の下は何も着けない 着物は何も着けない……けどさ…… 浴衣は布も薄い…… ペロッと捲れ上がったら…… 康太は想像して…… プルッと身震いした 浴衣を着た榊原はご機嫌で康太の手を取った 「では行きますか?奥さん」 「おう!」 「レジャーシートにお弁当 腹減りの君が飢えない様に準備万端です ついでに傘も、持って行きましょうね!」 「………あんで傘?」 「去年も降られましたね 雷で帰れなくて困りましたよね?」 ………そうだけどさ… 雨で帰れないから…… と、ホテルに取って好き放題したじゃねぇかよ…… バスで横浜まで出て地下鉄で関内まで行く 関内から横浜スタジアムを抜けて 中華街へを抜けて山下公園へと向かう もう凄い人だった 榊原は木々の生い茂った場所にシートを敷くと座った シートの上のご馳走を沢山並べて 康太に水筒を渡した 「何が飲みたいですか?」 水筒の中は氷しか入ってなかった 「………伊藤園の麦茶…」 「本当に君はこのお茶が好きですね」 榊原はそう言い水筒の中に麦茶を注いだ 康太はおにぎりを食いつつお茶を飲んだ 氷しか入ってなかった水筒に麦茶を入れたから物凄く冷たくなっていた 「上手ぇぞ伊織」 夕焼けが綺麗だった癖に…… 雨がポツポツ降って来た 榊原は傘をさすと康太を膝の上に乗せた 「……ちょっ………伊織……」 「濡れちゃいますよ?」 「……誰か見る……」 「大丈夫です 黒い傘ですからね透けて見える事はありません!」 榊原は「安物のビニール傘なら見えちゃいますけどね」と笑った 計画的犯行だ…… スルッと手が…… 浴衣の合わせから入り込んで来て…… 康太は慌てた 「………ちょっ……止め……」 「君は肌触りが良いので滑るのです……」 榊原はそう言いスルッと康太の性器を掴んだ 「………んな所まで滑るな……」 「……硬くなり始めてますよ?」 榊原は康太の耳元で囁いた 「……湿って来ますね」 亀頭の先っぽを親指で弄られ……湿って来る 音が…… 誰かに聞こえそうで……康太は慌てた 「………伊織……雨……止んでる」 「そうですか?残念です」 榊原は傘をたたみ……残念そうに呟いた 油断も隙もない……とはこの事である 辺りが暗くなり、花火大会の時間になった ドッカァァァァァ~ンと花火が上がる 康太は空を見上げた 写メを撮り瞳を輝かせ花火を見ていた 榊原は花火に夢中になる康太の胸元に手を滑らせた 乳首を擦るとツンッと硬くなり尖った 尖った乳首を親指でこすり付け……弄った 「………んっ……伊織……ゃ……」 涙目の康太に哀願され…… 榊原は股間に血液が流れるのを味わった 榊原は康太の手を掴むと……… 浴衣の合わせを割って……熱い塊に手を導いた 「………熱くて……硬い……」 「君が欲しくて……」 「………あと少しで花火は終わる……」 「待ちますよ こんなに楽しそうな君の邪魔はしません」 「伊織といるから楽しいんだ 他の誰かじゃねぇ、伊織だからだ!」 榊原は嬉しくなり康太に口吻た 「………伊織……見られるってば……」 「誰も気にしてません 皆空の花火を堪能してます」 「………言い切れるのかよ……」 「………もし……見られてとしたら…… それは腐女子の餌になるだけです どっち道気にする必要などありません」 腐女子の餌……… どんな妄想膨らまされるか解ったもんじゃねぇかよ? 康太は身震いした 康太の手は榊原の性器を握らされていた 「………伊織……帰ろう……」 「部屋を取ってます 明日 家族で花火を見る為に部屋を取った時に、ついでに取りました」 ………準備万端…… 侮れない男だった 康太は榊原の性器から手を離すと、手を拭き拭きして食事を取った 「伊織も食えよ」 「……僕は食事より君とイチャイチャしていたいのです」 「イチャイチャするなら余計に食わねぇと体力勝負だかんな!」 榊原の瞳が光った 「そうですね! 僕はあんまり食事の概念がないのですが…… 君が言うなら食べます」 「沢山食え」 「はい!君のために沢山食べます」 ウキウキしてる榊原に…… 康太は笑った 二人でいられるなら何でも良かった 康太は手を繋ぎ 夜空を眺めた 「伊織 綺麗だな」 榊原は花火に照らされた康太を見て 「ええ。とても綺麗です」 と答えた 「……来年も……一緒に見ような」 「ええ。来年も再来年も十年後も二十年後も……未来永劫……一緒に見ましょうね」 康太は頷いた その唇に榊原は唇を重ねた 康太は榊原の首に腕を回した 「………ずっと……一緒だ……」 榊原は康太を抱き締めた 「当たり前です! 離す気は皆無です」 花火大会が終わると、榊原は康太をホテルニューグランドまで連れて行った ホテルへ行くと、予約はすでにされていてキーを貰って部屋へと向かった 部屋に着くなり榊原は康太を抱き上げた そしてそのままベッドに放り投げた 浴衣を着た康太の上に重なり……執拗な接吻を送った 「伊織……浴衣が汚れる……」 「明日の朝、慎一が着替えを持ってきてくれます ですから気にしなくても大丈夫です」 「違ぇよ!精液で汚れだ浴衣なんてクリーニングにも出せねぇよ!」 「気にしなくても良いのです 使えないのなら来年また新しいのを買ってあげます」 どう言っても榊原は止める気はなかった 康太の浴衣はだらしなく前が乱れていた 露わになった乳首を榊原はペロッと舐めた 散々……花火大会の時に弄られた乳首が、真っ赤に艶めき榊原を誘っていた 「君の乳首……こんなに赤くなって……」 榊原は康太の乳首に貪りついた 「…ぁん……乳首ばっか……ゃめ……」 一本の帯でかろうじて繋がった浴衣は……はだけて…… 美味しそうになっていた 「君は乳首、好きでしょう?」 「………伊織…乳首より……」 康太は榊原の手を掴むと、自分の後庭へと導いた 「ココ……触って……」 「では思う存分、舐めてあげます」 榊原は康太を俯せにすると、お尻を引き寄せた 双丘を押し開き……榊原は舐めた 指は陰嚢を揉みながら、裏筋を指でなぞった 「……あっ……あぁっ……それ……ゃ……」 裏筋を触られると……腸壁が痙攣した 「嫌……と言う割には気持ち良さそうですよ?」 「……伊織……オレも……触りたい……」 「君に触らせるとイカせてしまいますからね……」 「なら挿れてぇ……奥まで犯してぇ……」 「……康太……欲しいんですか?」 榊原はそう言い前立腺を擦りあげた 「………イクっ……」 「まだ早いです」 榊原はそう言い康太の浴衣の紐を手にして康太の性器の根元を縛った 「………苦しいってば伊織……」 榊原は康太を起こすと膝の上に乗せた 「君の好きな体位ですよ? 君の好きな様に食べて構いません」 「……良いの?」 「ええ……僕は君には甘いのです……」 「なら好きに食べる……」 康太はそう言い…… 双丘を左右に開いた 「伊織……ローション……」 康太は手を差し出した 榊原はアメニティのローションを手にして、康太の掌に流し込んだ 康太はローションを秘孔と榊原の性器に塗り込んだ そして指で押し広げた秘孔に…… 榊原の肉棒を挿し込んだ 「……ぁっ…ぁんっ……気持ちいい……」 榊原は康太の腰を掴むと……一気に奥まで押し込んで 「………あぁっ……ぁん…んんっ……」 イケない康太は気持ちだけイッてしまった 「………ドライですか? 今から……イッてると辛いですよ?」 「………伊織……一緒にイッてぇ……」 康太は哀願した 榊原は激しく抽挿を繰り返し…… 根元を縛り付けてる紐を外した 康太は自分の腹を白濁で濡らした 「………あぁっ……ぁ……あぁっぁ……」 ドロッとした精液で腹をぬらし…… 康太は放心状態だった 榊原も康太の中でイッた 向かえ合わせの座位で繋がった場所からは…… 精液が溢れて流れ出していた そして再び再会した抽挿に…… 精液が泡立ち…… 掻き回された 康太は意識をなくすまで榊原に翻弄された 瞳の奥では綺麗な花火が浮かんでは消えていた

ともだちにシェアしよう!