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第3話
篠延 八尋side
上目遣いに頬を少し染めれば簡単に落ちてくれる…。とか思ってるんだろうな…。他人から好意を持ってもらえる様に色々な事をしてるのが気に食わない。でも気づかないフリ。
それでも、優しく微笑んで騙される。『みんなに愛されてる』彼が好き。そう言えば彼は喜んでくれる…。これは俺の優しさ…
「……あっ、…ンッ……。……んっ……はぁ…はぁ……。あ、…………はぁ………んっ…」
「この辺、少しは気持ち⁇…いつもより反応が良い……。もっとする?」
「……ん、…………そこ、ゾワゾワする……」
「…うん、気持ちよさそうだね………。良かった…。もう少し、触るね」
「んっ!!……はぁ…はぁ………。んっ……ンッ………」
初めの頃より敏感…。面倒だと、思う事はある。敏感になってきたから少し楽しくなってきたけど…。可愛いとはまだ思えない…。もっと素直に感じて欲しいと思う。
優に優しくするのは、優しく扱えば扱うだけ嬉しそうな顔をするから…。愛されてると感じたい…ってよく言ってるけど、優はみんなに愛されてるのに……。
「…も、もう…、いれて……」
「いいの?」
「……うん、…………ほしい…」
「分かった。入れるよ…。ゆっくり息吐いて……」
入れてと言うけれど、どうやら気持ちよくはなれないみたいで、辛そうな顔をする…。トロトロになるまで解してゆっくり入れても圧迫感はどうしようもない…。
ちょっと涙目になってるの可愛い…。中もキュウキュウと締め付けてきて気持ちいい……
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