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第六章・15
「今夜は、スキン付ける?」
「いいえ、そのままで」
もじもじと、郁実は瞼を伏せている。
「早く……、ください」
うぉおお!
心の中で雄たけびを上げ、颯真は郁実を組み敷いた。
逸る心を押さえて、そっと両脚を広げると、郁実のものもすでに勃っている。
「フェラして、郁実も感じた?」
「……はい」
律儀に返事をするところもまた、いい。
多分俺はもう、郁実がなにをやっても『イイ!』と思うようになってしまっているのだろう。
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