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お清め⑩

「申し訳ありません!」 我に帰った2人は、浴室で、全裸のまま空に土下座をした。 「ぼ、僕達、性欲に勝てずに、空さんにこんなことをしてしまって…」 「こんなこと、バレたらお仕置きされるよ…」 2人は後悔の念にかられ、この後のお仕置きに恐怖していた。 空は、浴室の端の方に座り込み、両手で身体を隠しながら2人を見ていた。 「…僕、誰にも言わないから」 空は2人に対して静かに言った。 2人はばっと顔を上げて空を見た。 「さっきのこと誰にも言わない…。ちゃんと何事もなくお清めをしてもらった事にする。その代わり、もう僕に触ったり、エッチな事したりしないで…」 多少なりとも仲間意識を持てそうだと思っていたのに、結局身体を触られ、イかされてしまった事が空はショックだったのだ。 「…わかりました。僕達はこれで退室します。外にバスローブを置いておきますので、それを着てオーナーを待っていてください」 「バスローブの下は下着は付けないように、とオーナーがおっしゃっていたので、気を付けてください」 それだけ言うと2人は、そろそろと浴室を出て行った。 空は、2人が出て行ったあと、ゆっくり身体を起こし、何も言わず、静かに身体を洗った。

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