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ライブ配信④
空とレオは別々にシャワーを浴び、用意されたバスローブに見を包んだ。
空に用意されたバスローブは少し大きくて、空の身体はすっぽり隠れてしまった。
「ふふ、ソラ可愛い。バスローブに着せられてるみたい。」
「バスローブが大きいんだから仕方ないじゃん」
空を見て笑うレオに、空は頬を膨らませた。
こんな状況なのに、そういう軽口を叩けるのもレオのお陰だと空は心の中で思った。
「さて、そろそろ時間だ。始めて構わないよ。もうカメラは回っているし、お客様も君たちの登場を首を長くして待っているよ。レオ、君が空をリードしてあげなさい」
「オーナー、わかってるよ。ソラ、ボクがリードしてあげるから安心して」
レオは空の手を取り、複数のカメラが向けられたキングサイズのベッドに向かう。
ベッドの縁で、2人は向かい合った。
2人は15センチ程の身長差があり、空はレオを見上げる形となった。
レオはゆっくりと自分のバスローブを脱ぎ去った。
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