124 / 224
2人の美少年①
「綺麗…」
空はレオの身体を見て思わず呟いた。
少し日焼けした引き締まった体。腹筋も綺麗に割れていた。
「ふふ、ボクの身体に見惚れちゃった?」
レオに指摘されて、自分がレオの身体を凝視してしまっていた事に気づいた空はパッと目をそらした。
「ソラ、脱がせてもいい?」
レオは空の両肩に手を乗せて少しずつバスローブを脱がしていく。
「…ぅん…」
空は、顔を赤らめながら小さく答えた。
やがて空のバスローブがはらりと足元に落ちる。
「わぁ。ソラの身体、すごく可愛い」
レオは全裸になった空の身体をまじまじと見つめた。
「や、レオ…っ、恥ずかしいよ…」
無邪気な瞳で身体を隅々まで見られ、空は顔を真っ赤にして両手で身体を隠すようにした。
「ソラ、恥ずかしがらないで?こんなに可愛い身体なのに、隠すなんて勿体無いよ」
レオは、体を隠そうとする空の両手を外し、空のつま先からてっぺんまで興味津々といった表情で見た。
「やだ…、じっくり見るのやめてよ…」
空は恥ずかしくてたまらなかった。
他の誰でもなくレオに見られているという事が余計にそう感じさせた。
「もっと見たいよ。ソラの身体、すっごくすっごく可愛いんだもん」
「や、もうやだ…っ」
空は恥ずかしさが限界に達し、ベッドに逃げ込むと毛布で身体を隠した。
それを見たレオはくすっと笑って、ベッドに乗って空に近づく。
「本当に可愛いね、ソラ。そんなに恥ずかしかったの?」
「…恥ずかしいよ…あんなに見られたら…」
赤く染まった空の頬に手をあて、レオは空にキスをした。
ともだちにシェアしよう!