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淫猥⑦

「乳首はここか?」 背後の大男が空の服の上から乳首をきゅっと摘んだ。 「やぁん、ぁ、ん」 空は身体を仰け反らせる。 「身体を仰け反らせたら、シャツがめくれて可愛いおへそが見えてきたねぇ」 4人目の男はそう言うと、空の縦長のヘソに指をいれ、くりくりと弄った。 「ふぁ…、ゃ、あぁ…ッ」 「空先輩、本当に可愛い。こんなに可愛い声で喘いじゃうんですね。本当に感じやすくてエッチな身体をしていますね」 帰山は感動したように言うと、空のスカートに顔を突っ込み、空のペニスの匂いを嗅いだ。 「いや…、何…ッ、やだぁ!クンクンしないで…!」 「クンクンしないでだってよ。言葉遣いまで可愛いな、お前」 背後の大男が笑いながら言った。 「空先輩、足もすべすべですね。脱毛してるんですか?スネ毛生えてないじゃないですか」 帰山はスカートに顔を突っ込んだまま、空の足をさわさわと触った。 「んやぁ…っ、ぁん…、もうやだぁ!帰山くん、お願い…もうやめて…ッ!僕、こんなことしたくてやってる訳じゃないんだ…!」 「ふふ、わかってますよ。空先輩は自分から身体を売るような人じゃない。はぁ、至福のときだ。嫌がる空先輩に無理矢理好きなことができるんだから」 帰山の言葉を聞いて空は絶望する。彼は欲望に取り憑かれ、空の事を助ける気持ちなど微塵もなかったのだ。

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