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狂宴⑦
空は男達に無理矢理ステージの広いところに移動さられる。
「や…っ!やだ!」
これから行われる行為に怯えた空は、抑えつけられて動かせない体を必死に捩る。
「さぁ、皆様。お待たせしました。宴を始めましょう!」
オーナーの一言を皮切りに、パーティ会場に集まっていた男達は一斉に空の方へなだれ込んだ。
「やだ…!来ないで…っ」
あまりの恐怖に空は逃げ出そうとするが、男達に羽交い締めにされてしまう。
「すげぇ、近くで見るとめちゃくちゃ可愛い顔してるぜ」
「これがAAAランクか。たまげたな。」
「おい、はやくドレスを脱がそうぜ」
男達が空のドレスに我先にと手をかけ、剥いでいった。
「やぁ…っ、脱がさないで…!」
必死で暴れる空の身体を無数の手が抑えつけ、空の白い肌が少しずつ暴かれていった。
オーナーはその様子を興奮を隠せない目で見つめていた。
「や‥っ!もうやだぁ…!こんなのやめさせて…!」
空はオーナーの方を向き、言った。
「空君、それはできないよ。なぜなら君は私を拒絶したんだ。だから私は決めたんだよ。君が私以外の男達に心身ともに弄ばれる姿をこの目に焼き付けようとね。どうしてもそれが嫌なら私を受け入れる事だね。君にはその2つの選択肢しかないんだよ」
オーナーの不気味な笑みに空は身震いした。
「…狂ってる!最低だッ!」
空は力の限りオーナーを睨んで言った。
「はは、そうさ。言っただろう?君を手に入れるためなら私は何だってするさ。この宴は狂宴だよ、空君。」
オーナーは両手を広げ、愉悦していた。
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