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サイドストーリー3 会長!相談があります(5)

僕達3人は裸になった。 なぜ、僕まで? というのもあるけど、やはり、服を着ているひとがいると気になるということだ。 「へぇ、青山君って、体つき柔らかそうだね」 「山吹先輩、それって、女っぽいっていいたいんですか?」 僕は、少し睨み気味で答えた。 「ははは。まぁね。気にしていた? 悪い」 「いいですよ。山吹先輩こそ、相変わらずの筋肉ですね。すごいです!」 僕は、思わず山吹先輩の腕の筋肉をツンツンと触った。 「どうだ! 毎日鍛えているからな。敦が筋肉が好きだからさ……」 僕と山吹先輩の会話に、氷室先輩が割って入る。 「ちょっと! どうでもいいけど、なんで、二人で仲良くなっているわけ! 孝則! 俺は浮気は許さないぞ!」 氷室先輩は、僕を押しのけて、山吹先輩に抱き着く。 「おいおい、嫉妬するなって、敦。大丈夫さ。俺はお前のものだよ」 「くそっ。嬉しいこと言ってくれるじゃん! 孝則は」 二人は抱き着いて、キスを始める。 あぁ、なんだろう……。 キュンキュンする。 裸で抱き合い、指を絡ませて両手をギュッとする。 時より目を通わせて、気持ちを確認し合う。 この二人の愛し合い方って、とっても純粋なんだ。 よし! 僕ができることだったら、しっかりとアドバイスしなきゃだ! 「じゃあ、いつものようにしてみてください。ちょっと、見させてもらいますから」 山吹先輩と氷室先輩は、互いに顔を見合わせた。 「きっ、緊張するな、孝則。誰かに見られているってのは」 「ああ、そうだな。でも、敦、いつもの通りでいいんだから。逆に、見られていると興奮しないか?」 「確かにな。うん。よし! いつものように愛し合おう」 「ああ」 まずは、二人は再び抱き合いながらキスを始めた。 ソフトな唇同士を触れ合わすようなキス。 チュッ、チュッ、っと繰り返し音を立てる。 頬が徐々に染まる二人。 気持ちがだんだん高まっていっているんだ……。 ああ、ドキドキする。 そして、徐々に、舌を絡め、互いの唇を吸う。 山吹先輩は、そのまま、氷室先輩の首筋から乳首へと舌をはわす。 ちゅぱ、ちゅぱ、音を鳴らし吸い付く。 「あぁ、孝則……あぁあ、はぁ」 氷室先輩の喘ぎ声。 乳首がピンっと立っている。 そして、弓のように背筋を反らす。 ああ、本当に、気持ちよさそうだ……。 見ている僕も、体がジンジンしてくる。 今度は、氷室先輩が、山吹先輩のペニスを舐め始める。 柔らかい部分を揉みながら、舌を伸ばして、舐め上げる。 ペニスは、むくむくと大きくなっていく。 そのペニスを、愛おしそうに濡れた目で見る氷室先輩。 ああ、やっぱり、こんなにおっきくなるんだ……。 氷室先輩は、舌なめずりをすると、はふっ、と美味しそうに口に含んだ。 そして、くびれ部分まで咥えて、上下運動を始めた。 「はぁ、はぁ、敦……うっ、気持ちいいっ……」 山吹先輩は、息を荒くする。 氷室先輩の頭を押さえて、いくのを必死に我慢している。 僕は、その姿をみて、ぶるぶるっと体が震えた。 見ているだけなのに、僕まですごく興奮している。 ああ、雅樹の気持ちよくなる顔を見たい……。 雅樹のペニスを咥えたくて仕方無い。 うらやましくて、口が半開きになっていたのに気が付いた。 もう、僕ったら……先輩達のエッチを見て、雅樹のがほしくなっちゃっうなんて……。 でも、はぁ、はぁ……。 山吹先輩のペニスも大きいけど、雅樹のはもっと大きいんだから……。 そして、いよいよ、挿入。 氷室先輩は仰向けに寝ころび、脚の付け根を自分で抑えて、脚を大きく広げて待つ。 山吹先輩は、氷室先輩のお尻をグイっと抑えて、自分のペニスをアナルにあてがう。 氷室先輩は、恥ずかしいのか、目を逸らすように横を向いた。 「いくぞ、敦……」 「ああ、いいぜ、孝則……」 ぐぐっと、アナルにペニスが入っていく。 「うぅ、入ってきた。孝則の……はぁうっ」 「きっ、気持ちいいよ。敦」 奥まで入った。 接合部分がぴったりと合わさる。 二人、目を合わせて、微笑み合う。 「いくよ、敦」 「ああ、孝則」 二人のピストン運動が始まる。 ゆっくり、奥へ押し込むような動き。 そして、早く、出入りする動き。 「あっ、あっ、気持ちいぃ……敦……締め付けてくる」 「はぁ、はぁ、孝則、孝則」 氷室先輩の両手は、山吹先輩の体を絶えず撫で回す。 胸から腹筋、そして、時より乳首。 指先を這わしたかと思うと、手のひらで優しく揉むように触れる。 ああ、そうか。 氷室先輩は、筋肉フェチだっけ……。 その手は、まるで生きているかのように山吹先輩の体を這いまわる。 二人は、はぁ、はぁ、と荒い息遣いをしながら、互いの体をむさぼり合う。 ピストン運動のたびに、ぷらぷらと揺れる氷室先輩のペニス。 山吹先輩は、それを、おもむろに握りしめた。 しゅっ、しゅっと高速にしごいたかと思うと、力任せに、むぎゅっと乱暴に握る。 そのたびに、氷室先輩は、「あっ、だめ……」と喘ぎ声を出して山吹先輩に訴えかける。 もっと、してって……。 アナルとペニスを攻められ続け、やがて、氷室先輩は体を小刻みに震わせた。 「あっ、あっ、孝則、いきそう……」 「俺もだすぞ、敦の中に」 二人の絶頂の声が合わさる。 「あぁーっ!」 山吹先輩は、氷室先輩の上に崩れ落ちた。 二人は体を密着させたまま、はぁ、はぁ、と湿った息を吐いた。 氷室先輩は、乗しかかった山吹先輩の背中に手を回し、優しくなでてあげていた。 ありがとう、孝則。 そんなことを伝えているかのよう……。 はぁ、はぁ……。 つい、見入ってしまった。 見ているだけなのに興奮した……。 だって、先輩達のエッチってすごく綺麗なんだもん。 愛し合う二人の気持ちが表れていて、僕まで幸せな気持ちになった。 ああ、二人の関係。なんて、キュンキュンするんだろ……。 山吹先輩は、やさしく氷室先輩の頬を触る。 「アナルでいけたか? 敦」 氷室先輩は、目を閉じて首を振る。 「そっか、ごめんな……」 「なっ、何を言っているんだよ、孝則! 俺は、お前が気持ちよくなってくれればいいんだ」 「バカたれ! それじゃだめだよ」 「孝則……」 「敦……」 二人は、愛を確かめるように再び唇を合わせた。 うん。 たぶん、分かった気がする。 「あの、先輩方? あの! あの!」 山吹先輩も、氷室先輩も、キスに夢中で、僕の言葉が耳に入っていない。 「あの!」 ちょっと声を大きくして、ようやく二人は僕の方を向いた。 「ん? あっ、ごめん。青山君。ついな。ははは」 「ははは、ごめん、ごめん、めぐむ!」 山吹先輩と氷室先輩は、僕の方に向き直り真剣な眼差しを向けた。 「で、どうかな? 敦をアナルでいかせるにはどうしたらいいか? 分かった?」 「では、上手くいくか分からないですけど……やってみましょう」 僕は拳をギュッと握り、気合を入れた。

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