ミネラルウォーターのボトルを渡され、半分程一気に飲み干した。 「大丈夫か？」 心配そうに覗き込んでくる達也さんに 「大丈夫です。」 と微笑むと、そのまま抱きとめられ押し倒された。 「初めてだから、加減してやらないと。」 そう言いながら、足を絡め密着してくる下半身は固くてまだ熱を持っている。 すりすりと擦り付けられ、その甘い刺激で俺のモノが反応し始めた。 顔中に降るキスの嵐。身体中を這い回る大きな手。 まるで仕掛けるような悪戯な愛撫に、俺の息が上がり始めた。 「…達也さん、もう、俺」 「ん…分かってるよ…でも、少しだけ…な？」 じょりじょりと陰毛が絡み、気持ち良さのゲージが上昇していく。 顔に降っていたキスが、段々下に降りてきた。 時々圧迫感を覚えるのは…まさか、キスマーク!? 「あっ」 胸の突起に電流のような甘い痺れが抜けた。 指で摘まれ、反対側は吸い付かれている！ 「達也さんっ」 無言で、ワザと聞こえるようにぴちゃぴちゃと音を鳴らしながらの愛撫が続く。 気持ち良過ぎて背中が反り返る。 生まれてくる快楽を逃そうと身体を捩るが、軽く体重を掛けられて動けない。 感じる俺を嬉しそうに眺めながら、愛撫が続けられる。 色が付きそうなくらいに甘い吐息が達也さんを覆う。 「…はあっ…」 達也さんの唇はなおも下へと降りていく。 「ひやぁっ」 生温かいものに包まれた。 硬さを持った柔らかい滑りが、カリ首をなぞっている。 「たっ、達也さん！そこっ、やだっ！」 「いいから。俺に全て委ねろと言っただろ？ 弘毅の全て、俺が貰う。」 また、口に含まれた。 その頃には、いつの間に用意したのか、ローションを塗り込められ柔らかく解れた後孔がひくひくと彼を待ち受けていた。 そこに指を出し入れされて、俺はもう全身が性感帯にでもなったような気がしていた。